保育士の過去問
令和2年(2020年)後期
保育の心理学 問85
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問題
保育士試験 令和2年(2020年)後期 保育の心理学 問85 (訂正依頼・報告はこちら)
次のA~Dのうち、保育の場における経験と育ちについての記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 乳児が、他児に対して、じっと見たり、発声したり、微笑したり、接触したりするなど高い関心を示すことはあっても、この年齢で他児との相互交渉が生じることは極めてまれである。
B 1歳から2歳の間の子どもは、言葉でやり取りを楽しみ、子ども同士の関係では、ルールのある遊びを一緒に楽しめるようになる。
C 相手の行動に合わせて自分の行動を調整することを徐々に学ぶと、子どもたちは一つのおもちゃを代わる代わる使ったり、あるいはそれを共有して一緒に遊んだりする。
D 相手の意図や立場が読み取れるようになると、柔軟な役割交代が可能となり、譲ったり譲られたり、互恵的なやり取りの中で仲間との相互作用それ自体を楽しみとして遊ぶ。
A 乳児が、他児に対して、じっと見たり、発声したり、微笑したり、接触したりするなど高い関心を示すことはあっても、この年齢で他児との相互交渉が生じることは極めてまれである。
B 1歳から2歳の間の子どもは、言葉でやり取りを楽しみ、子ども同士の関係では、ルールのある遊びを一緒に楽しめるようになる。
C 相手の行動に合わせて自分の行動を調整することを徐々に学ぶと、子どもたちは一つのおもちゃを代わる代わる使ったり、あるいはそれを共有して一緒に遊んだりする。
D 相手の意図や立場が読み取れるようになると、柔軟な役割交代が可能となり、譲ったり譲られたり、互恵的なやり取りの中で仲間との相互作用それ自体を楽しみとして遊ぶ。
- A:○ B:○ C:○ D:×
- A:○ B:○ C:× D:○
- A:○ B:× C:○ D:○
- A:× B:○ C:× D:○
- A:× B:× C:○ D:○
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この過去問の解説 (3件)
01
A 〇 適切です。
乳児は特定の大人との応答的な関わりはありますが、他児との相互交渉はほとんどありません。
B × 不適切です。
ルールのある遊びを一緒に楽しめるようになるのは4~5歳ころです。
C 〇 適切です。
自分の要求を調節できるようになると同じおもちゃで遊べるようになります。
D 〇 適切です。
他者への理解が進み、おもちゃの貸し借りなど相互作用を楽しめるようになります。
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02
A ○
子どもは、
特定の保育士等と安定した関係を
築くようになると、
次第に他児に対しても
関心を持つようになっていきます。
しかし、乳児の段階では、
相互交渉の中心となるのは、
保育者等との間です。
B ×
1歳から2歳の間の子どもは、
言葉でのやりとりができるように
なってきていますが、
ルールのある遊びを楽しめるようになるのは、
4歳頃です。
C ○
自分の欲求と周囲の状況の間で
折り合いをつけることが
できるようになってくると、
子ども同士で意見を調整できるようになります。
おもちゃを交代で、あるいは一緒に使うなどの
場面がみられるようになります。
D ○
他者の立場に立つことが
できるようになってくると、
遊びの中でも、
分担した役割をお互いに
譲り合うといった様子もみられ、
仲間との相互作用を楽しむようになります。
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03
A. ○です。
記述の通りです。
乳児は、特定の大人との応答的な関わりは
ありますが、他の子どもとの
相互交渉が生じることは、極めてまれと言えます。
B. ×です。
記述は4歳〜5歳児に関する記述です。
1歳〜2歳児では、言葉のやりとりはありますが、
ルールのある遊びを一緒に楽しめる段階では
ありません。
C. ○です。
記述の通りです。
相手の行動に合わせ行動できるようになると、
一緒に遊んだり、おもちゃを順番に使えるようになります。
D. ○です。
相手の気持ちがわかるようになると、
おもちゃを譲り合うような行動が見られたり、
遊びの中に役割を持たせるなど、
お互いの相互作用を楽しみながら
遊ぶ姿が見られます。
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