保育士の過去問
令和2年(2020年)後期
子どもの保健 問102

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この過去問の解説 (3件)

01

1のは○です。適切な記述です。
通告を受けた福祉事務所や児童相談所は、通告の内容や通告者についての情報等を、親などに伝えることはありません。

2は×です。誤った記述はです。
児童虐待の通告は全ての国民に課せられた義務となっています。児童福祉法第25条において、児童虐待を受けたと思われる児童を発見した場合、全ての国民に通告する義務があるということが定められています


3は○です。適切な記述です。
虐待による死亡事例では0歳児が最も多く、1歳未満が約半数を占めているという調査結果が出ています。

4は○です。適切な記述です。
親が社会の中で孤立することは、虐待の原因となるいら立ちをためやすく、子どもがそのはけ口になってしまうケースがあります。

5は○です。適切な記述です。
乳幼児健診を受けていない子どもが保護者らの虐待を受けているというケースが見られます。

よって正解の適切でない記述は2となります。

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02

正解は2です。

1 ○
虐待を通告した人の個人情報は、
「児童虐待の防止等に関する法律」
第七条により守られています。

2 ×
保護者との関係を維持することは大切なことですが、
「児童虐待の防止等に関する法律」第六条によると、
児童虐待と思われる児童を発見した場合は、
速やかに通告しなければなりません。

3 ○
虐待により死亡した子どもの年齢については、
第15次報告
(平成 29 年4月から平成 30 年3月まで )
では、0歳が最も多く、
虐待が原因で死亡した子どもの総数に
占める割合は53.8%でした。
なお、平成30年4月から平成31年3月までの
第16次報告でも、0歳児の死亡が最も多く、
第1次報告からの推移をみても、全ての報告で
0歳児の死亡が最も多くなっています。

4 ○
「子ども虐待対応の手引き」によると、
社会的に孤立し、援助者が少ない状況は、
虐待を起こしやすい養育環境の一つと考えられます。

5 ○
「子ども虐待対応の手引き」によると、
妊婦健診や乳幼児健診の未受診は、
虐待が起こりやすい要因の一つとされています。

適切でないものを選ぶので、
正解は2となります。

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03

解答. 2
1 適切です。
設問の通りです。

2 不適切です。
児童虐待防止法には、保育士等は虐待の早期発見に尽力すること、と記載があります。
子どもの利益を一番に考えて、行動しなければなりません。

3 適切です。
平成30年の調査では、1歳未満の死亡率が47.5%と約半数を占めています。

4 適切です。
設問の通りです。
子ども同様、保護者の心により沿った支援が必要です。

5 適切です。
設問の通りです。
体にあざがある等、様々な理由で検診を受診していない可能性があります。

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