保育士の過去問
令和2年(2020年)後期
子どもの食と栄養 問120
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問題
保育士試験 令和2年(2020年)後期 子どもの食と栄養 問120 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、栄養素に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 炭水化物は、糖質と食物繊維に分類される。
B 脂質の1gあたりのエネルギー量は4kcalである。
C たんぱく質は、炭素、酸素、水素、窒素を含む。
D 無機質(ミネラル)は、体内で合成できない。
A 炭水化物は、糖質と食物繊維に分類される。
B 脂質の1gあたりのエネルギー量は4kcalである。
C たんぱく質は、炭素、酸素、水素、窒素を含む。
D 無機質(ミネラル)は、体内で合成できない。
- A:○ B:○ C:× D:×
- A:○ B:× C:○ D:○
- A:○ B:× C:× D:×
- A:× B:○ C:○ D:○
- A:× B:× C:× D:○
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この過去問の解説 (4件)
01
炭水化物は糖質と食物繊維に分類されます。炭水化物のうち、体内で消化されエネルギー源となるものを「糖質」、体内で消化されずほとんどエネルギー源にはならないものを「食物繊維」といいます。
Bは×です。誤った記述です。
脂質は1gあたりのエネルギー量が9kcalとなっています。
Cは○です。適切な記述です。
タンパク質は、炭素・酸素・水素・窒素を含み、20種類のアミノ酸によって構成されています。
Dは○です。適切な記述です。
ミネラルは体内で合成できないため食物として摂る必要があります。不足した場合は欠乏症やさまざまな不調が発生し、逆に摂りすぎた場合にも過剰症や中毒を起こすものがあります。
よって正解の組み合わせは2となります。
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02
A 適切です。炭水化物は、糖質と食物繊維に分類されます。
B 不適切です。脂質の1gあたりのエネルギー量9kcalです。
C 適切です。たんぱく質は、炭素、酸素、水素、窒素を含みます。
D 適切です。無機質(ミネラル)は、体内で合成できないため、食物から摂取する必要があります。
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03
A ○です。
炭水化物は、糖質と食物繊維に分類され、エレルギー源として働くのは、糖質です。
B ×です。
脂質の1gあたりのエネルギー量は9kcalです。
記述は、糖質のエネルギー量です。
糖質の1gあたりのエネルギー量は4kcalとなります。
C ○です。
たんぱく質は、約20種類のアミノ酸によって構成される化合物のことです。
炭素、酸素、水素、窒素も含みます。
D ○です。
無機質(ミネラル)は、有機物である炭素、水素、窒素、酸素を除いたものをいいます。
体内で合成できないため、食物から摂取する必要があります。
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04
A 〇 適切です。
炭水化物は消化吸収されやすい「糖質」と消化されにくい「食物繊維」に分けられます。
B × 不適切です。
脂質は1gあたりのエネルギー量が9kcalで、効率のよいエネルギー源です。
C 〇 適切です。
たんぱく質は、炭素、酸素、水素、窒素を一定量含み、約20種類のアミノ酸が多数結合したものです。
D 〇 適切です。
人体の約5%はミネラルです。
不可欠な栄養素ですが、体内では合成されないため、食品から摂取する必要があります。
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