保育士の過去問
令和2年(2020年)後期
保育実習理論 問142

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問題

保育士試験 令和2年(2020年)後期 保育実習理論 問142 (訂正依頼・報告はこちら)

次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。

【事例】
主任のU保育士と新任のK保育士は、お祭りごっこで使う入り口の看板を、一般的に保育所で使用されている絵の具を混ぜずに塗って、作ろうとしています。

K保育士:看板の地の色を緑に塗って、文字の色を( A )で塗ってみましたが、なんだか文字が読みにくくなってしまいました。
U保育士:それは、緑と( A )の明度差が( B )からですね。読みやすくするために( C )にしてみましょう。
K保育士:ずいぶん文字が読みやすくなりました。他にも文字が目立つ色の組み合わせを試してみたいのですが、何色がよいでしょうか。
U保育士:白にしてみましょう。こちらもよく目立ちますね。

【設問】
( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
  • A:青  B:大きい  C:茶
  • A:黄  B:小さい  C:青
  • A:黄  B:小さい  C:茶
  • A:青  B:大きい  C:黄
  • A:青  B:小さい  C:黄

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この過去問の解説 (4件)

01

設問の会話文に正しい語句をあてはめると下記のようになります。

K保育士:看板の地の色を緑に塗って、文字の色を(A青)で塗ってみましたが、なんだか文字が読みにくくなってしまいました。
U保育士:それは、緑と(A青)の明度差が( B小さい )からですね。読みやすくするために( C黄色 )にしてみましょう。
K保育士:ずいぶん文字が読みやすくなりました。他にも文字が目立つ色の組み合わせを試してみたいのですが、何色がよいでしょうか。
U保育士:白にしてみましょう。こちらもよく目立ちますね。

よって正解の組み合わせは5となります。


明度とは色の明るさの違いのことで、最も明るい色は白、最も暗い色は黒となります。文字を読みやすくするためには、背景の色と文字の色の明度差を大きく取らなければなりません。

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02

解答. 5
明度は、色の明るさを表すものです。
白が最も高く(明るく)、黒が最も低く(暗い)なります。
明度の違う2つの色を塗った場合、明るい色は、より明るく、
暗い色は、より暗く見えるという特徴があります。

A 青
B 小さい
C 黄

K保育士:看板の地の色を緑に塗って、文字の色を( 青 )で塗ってみましたが、
なんだか文字が読みにくくなってしまいました。
U保育士:それは、緑と( 青 )の明度差が( 小さい )からですね。
読みやすくするために( 黄 )にしてみましょう。
K保育士:ずいぶん文字が読みやすくなりました。
他にも文字が目立つ色の組み合わせを試してみたいのですが、何色がよいでしょうか。
U保育士:白にしてみましょう。こちらもよく目立ちますね。

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03

正解は5です。

同じ寒色系である「青」と緑は明度差が「小さい」ため、緑の上に青で文字を書くと、その文字は目立ちにくく読みづらいものになってしまいます。
看板のように、文字を目立たせたい場合、地の色を緑にするのであれば、「黄」や「白」などの明度差が大きい色を選ぶと見やすいものになるので良いです。

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04

正解は5です。

明度とは明るさの度合いで、最も高いのは白で最も低いのは黒です。
明度差を大きくすることで、明るい色はより明るく、暗い色はより暗く感じられ、違いが際立ちます。

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