保育士の過去問
令和2年(2020年)後期
保育実習理論 問149
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問題
保育士試験 令和2年(2020年)後期 保育実習理論 問149 (訂正依頼・報告はこちら)
次のA~Eの文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」の5領域それぞれの一部である。3歳以上児の保育における内容の取扱いとして、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 領域「健康」 ―――― 安全に関する指導に当たっては、情緒の安定を図り、遊びを通して安全についての構えを身に付け、危険な場所や事物などが分かり、安全についての理解を深めるようにすること。
B 領域「人間関係」 ―― 思い通りにいかない場合等の子どもの不安定な感情の表出については、保育士等が受容的に受け止めるとともに、そうした気持ちから立ち直る経験や感情をコントロールすることへの気付き等につなげていけるように援助すること。
C 領域「環境」 ―――― 数量や文字などに関しては、日常生活の中で子ども自身の必要感に基づく体験を大切にし、数量や文字などに関する興味や関心、感覚が養われるようにすること。
D 領域「言葉」 ―――― 子どもが日常生活の中で、文字などを使いながら思ったことや考えたことを伝える喜びや楽しさを味わい、文字に対する興味や関心をもつようにすること。
E 領域「表現」 ―――― 生活経験や発達に応じ、自ら様々な表現を楽しみ、表現する意欲を十分に発揮させることができるように、遊具や用具などを整えたり、様々な素材や表現の仕方に親しんだり、他の子どもの表現に触れられるよう配慮したりし、表現する過程を大切にして自己表現を楽しめるように工夫すること。
A 領域「健康」 ―――― 安全に関する指導に当たっては、情緒の安定を図り、遊びを通して安全についての構えを身に付け、危険な場所や事物などが分かり、安全についての理解を深めるようにすること。
B 領域「人間関係」 ―― 思い通りにいかない場合等の子どもの不安定な感情の表出については、保育士等が受容的に受け止めるとともに、そうした気持ちから立ち直る経験や感情をコントロールすることへの気付き等につなげていけるように援助すること。
C 領域「環境」 ―――― 数量や文字などに関しては、日常生活の中で子ども自身の必要感に基づく体験を大切にし、数量や文字などに関する興味や関心、感覚が養われるようにすること。
D 領域「言葉」 ―――― 子どもが日常生活の中で、文字などを使いながら思ったことや考えたことを伝える喜びや楽しさを味わい、文字に対する興味や関心をもつようにすること。
E 領域「表現」 ―――― 生活経験や発達に応じ、自ら様々な表現を楽しみ、表現する意欲を十分に発揮させることができるように、遊具や用具などを整えたり、様々な素材や表現の仕方に親しんだり、他の子どもの表現に触れられるよう配慮したりし、表現する過程を大切にして自己表現を楽しめるように工夫すること。
- A:○ B:○ C:○ D:× E:○
- A:○ B:○ C:× D:○ E:×
- A:○ B:× C:○ D:○ E:○
- A:× B:○ C:× D:× E:×
- A:× B:× C:○ D:○ E:×
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この過去問の解説 (4件)
01
A 適切です。
B 不適切です。
問題文の記述は1歳以上3歳未満児の「人間関係」の内容の取り扱いに関するものです。3歳以上児では、「保育士等との信頼関係に支えられて自分自身の生活を確立していくことが人と関わる基盤となることを考慮し、子どもが自ら周囲に働き掛けることにより多様な感情を体験し、試行錯誤しながら諦めずにやり遂げることの達成感や、前向きな見通しをもって自分の力で行うことの充実感を味わうことができるよう、子どもの行動を見守りながら適切な援助を行うようにすること。」「一人一人を生かした集団を形成しながら人と関わる力を育てていくようにすること。その際、集団の生活の中で、子どもが自己を発揮し、保育士等や他の子どもに認められる体験をし、自分のよさや特徴に気付き、自信をもって行動できるようにすること。」などが挙げられています。
C 適切です。
D 適切です。
E 適切です。
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02
保育における5領域とは以下の通りです。
1.健康 心身の健康に関する領域
2.人間関係 人とのかかわりに関する領域
3.環境 身近な環境とのかかわりに関する領域
4.言葉 言葉の獲得に関する領域
5.表現 感性と表現に関する領域
2018年月施行の保育所保育指針では、1歳以上3歳未満児と3歳以上児の「教育」のねらいと内容は分けて示されています。
A 〇 適切です。
B × 不適切です。
1歳以上3歳未満児の保育にかかわるねらい及び内容に記載されています。
C 〇 適切です。
D 〇 適切です。
E 〇 適切です。
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03
「保育所保育指針」
第2章 保育の内容
3 3歳以上児の保育に関するねらい及び内容
(2)狙い及び内容 に、記載があります。
A ○です。
「ア 健康・(ウ)内容の取扱い・⑥」に、記載があります。
記述の通りです。
B ×です。
記載内容は、「1歳以上児3歳未満児の保育に関するねらい及び内容 」です。
C ○です。
「ウ 環境・(ウ)内容の取扱い・⑤」 に、記載があります。
記述の通りです。
D ○です。
「エ 言葉・(ウ)内容の取扱い・⑤」に、記載があります。
記述の通りです。
E ○です。
「オ 表現・(ウ)内容の取扱い・③」に、記載があります。
記述の通りです。
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04
Bは×です。
この内容は、1歳以上児3歳未満児の保育に関するねらい及び内容の中で触れられているものです。
Cは○です。適切な記述です。
Dは○です。適切な記述です。
よって正解の組み合わせは3となります。
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