保育士の過去問
令和3年(2021年)前期
保育原理 問14

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問題

保育士試験 令和3年(2021年)前期 保育原理 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文のうち、3歳以上児の保育の内容の取扱いに関する記述として、「保育所保育指針」に照らして、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  自然の中で伸び伸びと体を動かして遊ぶことにより、体の諸機能の発達が促されることに留意し、子どもの興味や関心が戸外にも向くようにする。
B  一人一人を生かした集団を形成しながら人と関わる力を育てていくようにする。
C  子どもが自分の思いを言葉で伝え、他の子どもと言葉による伝え合いができるように、状況に関わらず保育士は仲立ちしないようにする。
D  子どもが日常生活の中で、文字などを使いながら思ったことや考えたことを伝える喜びや楽しさを味わいながら、同時に文字を書けるように指導する。
E  子どもの表現は、率直であり、直接的であるので、内容の面でも方法の面でも素朴に見えるときは、大人が考えるような形式を整えた表現方法を助言する。
  • A:○  B:○  C:○  D:○  E:×
  • A:○  B:○  C:×  D:×  E:×
  • A:○  B:×  C:○  D:×  E:○
  • A:×  B:○  C:×  D:×  E:×
  • A:×  B:×  C:○  D:○  E:○

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は2です。

C→誤り

 保育士等は、子どもの状況に応じて、言葉を付け加えるなどして、子ども同士の話が伝わり合うように援助をする必要があります。

「保育所保育指針 解説」より

D→誤り 

 【保育所保育指針「言葉」内容の取り扱い(4)】より

(4)幼児が日常生活の中で、文字などを使いながら思ったことや考えたことを伝える喜びや楽しさを味わい、文字に対する興味や関心をもつようにします。

E→誤り

 【保育所保育指針「表現」内容の取り扱い(2)】より

(2) 幼児の自己表現は素朴な形で行われることが多いので、教師はそのような表現を受容し、幼児自身の表現しようとする意欲を受け止めて、幼児が生活の中で幼児らしい様々な表現を楽しむことができるようにします。

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02

正解は【2】です。

A:〇

「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」における「健康」の項目に記載されている文章です。

B:〇

「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」における「人間関係」の項目に記載されている文章です。

C:×

3歳以上児の保育に関するねらい及び内容「言葉」の項目より、

【子どもが自分の思いを言葉で伝えるとともに、保育士等や他の子どもなどの話を興味をもって注意して聞くことを通して次第に話を理解するようになっていき、言葉による伝え合いができるようにすること。】とされています。

D:×

3歳以上児の保育に関するねらい及び内容「言葉」の項目より

【子どもが日常生活の中で、文字などを使いながら思ったことや考えたことを伝える喜び や楽しさを味わい、文字に対する興味や関心をもつようにすること。 】とされています。

E:×

3歳以上児の保育に関するねらい及び内容「表現」の項目より

【子どもの自己表現は素朴な形で行われることが多いので、保育士等はそのような表現を受容し、子ども自身の表現しようとする意欲を受け止めて、子どもが生活の中で子どもらしい様々な表現を楽しむことができるようにすること。】とされています。

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