保育士の過去問
令和3年(2021年)前期
社会的養護 問37

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問題

保育士試験 令和3年(2021年)前期 社会的養護 問37 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、フォスタリング機関(里親養育包括支援機関)の業務として、不適切なものを一つ選びなさい。
  • 里親のリクルート及びアセスメント
  • 子どもと里親家庭のマッチング
  • 子どもの里親委託中における里親養育への支援
  • 里親登録前後及び委託後における里親に対する研修
  • 養子縁組成立後の養親及び養子への支援

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は5です。

フォスタリングとは、里親支援を意味しています。

フォスタリング業務に当たるもの

・里親のリクルートおよびアセスメント

・子どもと里親家庭のマッチング

・子どもの里親委託中における里親養育への支援

・里親登録前後及び委託後における里親に対する研修

親族里親や養子縁組里親もフォスタリング業務における支援対象に含まれるが、養子縁組成立後の養親および養子への支援についてはフォスタリング業務には当たりません。

養子縁組成立後の養親および養子への支援については、都道府県(児童相談所)の業務として法律上制定されています。

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02

正解は【5】です。

フォスタリング業務とは、「児童福祉法」第11条第1項第2号に掲げる業務(里親支援事業)に相当する以下のような業務です。

● 里親のリクルートおよびアセスメント

● 登録前、登録後および委託後における里親に対する研修

● 子どもと里親家庭のマッチング

● 里親養育への支援(未委託期間中および委託解除後のフォローを含む。)

なお、フォスタリング機関とは一連のフォスタリング業務を包括的に実施する機関のことを指します。本来この業務は都道府県(児童相談所)の業務ですが、民間に委託することもでき、知事から委託を受けた民間機関のことを「民間フォスタリング機関」といいます。委託した場合でも最終責任は都道府県にあります。

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