保育士の過去問
令和3年(2021年)前期
子ども家庭福祉 問56

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問題

保育士試験 令和3年(2021年)前期 子ども家庭福祉 問56 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文のうち、利用者支援事業に関する記述として適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  利用者支援事業は「児童福祉法」に規定する地域子ども・子育て支援事業の1類型であり、子どもまたはその保護者の身近な場所で、教育・保育・保健その他の子育て支援の情報提供及び必要に応じ相談・助言等を行うとともに、関係機関との連絡調整等を実施する事業である。
B  「利用者支援事業実施要綱」(令和2年3月27日 内閣府・文部科学省・厚生労働省)によると、利用者支援事業の特定型とは、子ども及びその保護者等が、教育・保育施設や地域の子育て支援事業等を円滑に利用できるよう、身近な場所において、当事者目線の寄り添い型の支援を実施することを目的としている。
C  「利用者支援事業実施要綱」(令和2年3月27日 内閣府・文部科学省・厚生労働省)によると、利用者支援事業に従事する者は、子どもの最善の利益を実現させる観点から、子ども及びその保護者等、または妊娠している方への対応に十分配慮するとともに、正当な理由なく、その業務上知り得た利用者又はその家族の秘密を漏らしてはならないとされている。
  • A:○  B:○  C:○
  • A:○  B:○  C:×
  • A:○  B:×  C:○
  • A:×  B:○  C:×
  • A:×  B:×  C:○

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この過去問の解説 (3件)

01

解答. 5

「利用者支援事業」とは、子育て家庭や妊産婦が、

教育・保育施設や地域子ども・子育て支援事業、保険、医療・福祉等の

関係機関を円滑に利用できるよう、身近な場所での相談や情報提供、

助言等必要な支援を行うとともに、関係機関との連絡調整などを行うものです。

「子ども・子育て支援法」に規定されています。

A ×です。

利用者支援事業は「子ども・子育て支援法」に規定されています。

「児童福祉法」ではありません。

B ×です。

記述は「基本型」のものです。

「特定型」は、主として市区町村の窓口で、

子育て家庭等から保育サービスに関する相談に応じたり、

情報提供やサービス利用に向けて支援などを行うもので、

「保育コンシェルジュ」と呼ばれます。

C ○です。

記述の通りです。

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02

正解は5です。

A ×

利用者支援事業は、「子ども・子育て支援法」第五十九条の一に基づいて実施されています。

B ×

「利用者支援事業実施要綱」によると、利用者支援事業は、基本型、特定型、母子保健型に分けられます。

このうち、特定型は、待機児童の解消等を図るため、行政が地域連携の機能を果たすことを前提に主として保育に関する施設や事業を円滑に利用できるよう支援を実施するものです。

問題文は、基本型の内容となっています。

C ○

「利用者支援事業実施要綱」6留意事項によると、利用者支援事業に従事する者は、子どもの「最善の利益」を実現させる観点から、子ども及びその保護者等、または妊娠している方への対応に十分配慮するとともに、正当な理由なく、その業務上知り得た利用者又はその家族の秘密を漏らしてはならないことになっています。

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03

A × 

利用支援事業は「子ども・子育て支援法」に記載されています。

子どもや、その保護者、または妊娠している者が教育、保育施設や地域の子育て支援事業を利用できるようにするサービスのことです。

B × 

説明は「基本型」のものです。「特定型」とは、待機児童の解消を図るため、行政が地域連携の機能を果たせるように、保育施設や事業を円滑に利用できるように支援するものです。

C 〇 

利用者支援事業実施要綱の留意事項に記載されています。

これらのことから正解は5です。

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