保育士の過去問
令和3年(2021年)前期
保育の心理学 問81
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問題
保育士試験 令和3年(2021年)前期 保育の心理学 問81 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、子どもの言語発達に関する記述である。適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 子どもは、時には「ワンワン」を犬だけでなく、ねこ、うま、うし、などのあらゆる四つ足動物に使ったり、大人の男性を「パパ」といったりするように、語を大人の語の適用範囲よりも広く使う。これを語の過大般用/語彙拡張(over−extention)という。
B 子どもは、時には自分のコップだけを「コップ」というなど、特定の文脈だけに限定された語の使用をする。これを語の過小般用/語彙縮小(over-restriction)という。
C 子どもが早期に獲得する語彙50語の中では、人や物のような目に見える具体物を表す名詞よりも、動きを表す動詞の方が獲得しやすい。
D 語彙爆発/語彙噴出(vocabulary spurt)とは、これまで少しずつ増えていた子どもの語彙が、ある時期に急増する現象をいう。
A 子どもは、時には「ワンワン」を犬だけでなく、ねこ、うま、うし、などのあらゆる四つ足動物に使ったり、大人の男性を「パパ」といったりするように、語を大人の語の適用範囲よりも広く使う。これを語の過大般用/語彙拡張(over−extention)という。
B 子どもは、時には自分のコップだけを「コップ」というなど、特定の文脈だけに限定された語の使用をする。これを語の過小般用/語彙縮小(over-restriction)という。
C 子どもが早期に獲得する語彙50語の中では、人や物のような目に見える具体物を表す名詞よりも、動きを表す動詞の方が獲得しやすい。
D 語彙爆発/語彙噴出(vocabulary spurt)とは、これまで少しずつ増えていた子どもの語彙が、ある時期に急増する現象をいう。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は2です。
A ○
大人の語の適応範囲よりも広い意味で語を使うことを、語の過大般用あるいは語彙拡張といいます。
語の過大般用は、言語発達がすすみ、語彙が増えてくる1歳6ヶ月ごろをピークに徐々に減ってきます。
B ○
大人の語の適応範囲よりも狭い意味で語を使うことを、語の過小般用あるいは語彙縮小といいます。
C ×
子どもが早期に獲得する語彙については、動詞よりも名詞であるといわれています。
D ○
それまで少しずつ増えていた語彙が、ある時期に急激に増える現象を、語彙爆発または語彙噴出といいます。
その時期は、個人差が大きいですが、概ね2歳ごろといわれています。
以上より、A ○ B ○ C × D ○ なので、正解は2となります。
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02
A:〇 語の過大般用/語彙拡張とは、大人の言葉の適応範囲よりも広い意味で言葉を使うことをいいます。
B:〇 語の過小般用/語彙縮小とは、大人の言葉の適応範囲よりも狭い範囲の意味で使うことをいいます。
C:× 子供は動詞よりも名詞のほうが獲得しやすいです。
D:〇 語彙爆発/語彙噴出は少しずつ増えていた言葉が2歳ごろに急に増えることをいいます。
これらから正解は2となります。
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03
解答. 2
A:○です。
記述の通りです。
B:○です。
記述の通りです。
C:×です。
子どもが早期に獲得する語彙50語は、名詞の方が獲得されやすいとされています。
動詞ではありません。
D:○です。
記述の通りです。
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