保育士の過去問
令和3年(2021年)前期
保育の心理学 問85

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 令和3年(2021年)前期 保育の心理学 問85 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文のうち、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」1「乳児保育に関わるねらい及び内容」の一部として、正しいものを○、誤ったものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  子どもからの働きかけを踏まえた、応答的な触れ合いや言葉がけによって、欲求が満たされ、安定感をもって過ごす。
B  保育士は、子どもの反応を引き出し、関心を方向づけ、保育士からの働きかけを受け止める力を育てるようにすると、子どもは身近な環境に親しみをしめすようになる。
C  生活の中でも、遊びの中でも、保育士等が主導し、たくさんの経験を重ねることで、後の子どもの主体性の芽生えを育む。
D  保育士等による語りかけや歌いかけ、発声や喃語等への応答を通じて、言葉の理解や発語の意欲が育つ。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

解答. 3

「保育所保育指針」

第2章「保育の内容」

1「乳児保育に関わるねらい及び内容」を、参照してください。

A:○です。

イ 身近な人と気持ちが通じ合う

の、内容の①に記載があります。

記述の通りです。

B:×です。

保育士が子どもの関心を方向付けるのではなく、

子どもが探索意欲を満たせるよう工夫した環境作りが必要です。

C:×です。

保育士が主導するのではなく、子どもの多様な感情を受け止め、

温かく受容的・応答的に関わることが大切です。

D:○です。

イ 身近な人と気持ちが通じ合う

の、内容の④に記載があります。

記述の通りです。

参考になった数29

02

正解は3です。

「保育所保育指針」第2章 「保育の内容」

1「乳児保育に関わるねらい及び内容」によると、下記のとおりとなります。

A ○

(2)「ねらい及び内容」イ 「身近な人と気持ちが通じ合う」

(イ) 内容 ①に書かれています。

子どもからの働きかけを踏まえた、応答的な触れ合いや言葉がけにより、子どもの欲求が満たされ、安定感をもって過ごすことができるようになります。

B ×

ウ 「身近なものと関わり感性が育つ」によると、発達段階に応じた玩具などを選ぶとともに、子どもの探索意欲を満たして自由に遊べるよう留意します。

C ×

上記の項目に、問題文の内容の記載はありませんが、指針の中で、子どもの主体的な活動を促すためには、

保育士等の多様な関わりが重要であることが示されています。

D ○

(2)「ねらい及び内容」イ 「身近な人と気持ちが通じ合う」

(イ) 内容 ④に書かれています。

子どもは、保育士等による語りかけや歌いかけ、発声や喃語等への応答を通じて、言葉の理解や発語の意欲が育っていきます。

参考になった数8

03

「保育所保育指針」第2章「保育の内容」1「乳児保育に関わるねらい及び内容」を参考にしましょう。

A:〇

正解です。

B:× 

保育士が子どもの関心を方向付けるのではなく、子どもが探索意欲を自分から満たせるよう工夫が大切です。

C:×

保育士が主導するのではありません。子どもの様々な感情を受け止め、温かく受容的・応答的に関わることが大切です。

D:〇

正解です。

これらから、正解は3となります。

参考になった数4