保育士の過去問
令和3年(2021年)前期
保育の心理学 問87

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問題

保育士試験 令和3年(2021年)前期 保育の心理学 問87 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「保育所保育指針」第4章「子育て支援」( 2 )「保護者の状況に配慮した個別の支援」に照らして、子どもの障害や発達上の課題への対応として適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  他の子どもや保護者に対しては、保育所としての方針や取り組み等について丁寧に説明するとともに、必要に応じて障害に対する正しい知識や認識ができるように配慮する。
B  かかりつけ医や保健センター等との連携をはじめ、児童発達支援センター等の専門機関からの助言を受けたりするなど、状況に応じて関係機関と協力しながら支援していくことが重要である。
C  保育所では、子どもへの援助に関する計画や記録を個別に作成して進め、一方、保護者支援は外部専門機関に託するなど、分けて考えるのが基本である。
D  就学に際しては、保護者の意向よりもこれまでの保育所生活を踏まえ、小学校や特別支援学校等への交渉を図ることが求められる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

「保育所保育指針」

第4章 「子育て支援」

2 保育所を利用している保護者に対する子育て支援(2)「保護者の状況に配慮した個別の支援」によると、「イ 子どもに障害や発達上の課題が見られる場合には、市町村や関係機関と連携及び協力を図りつつ、保護者に対する個別の支援を行うよう努めること」と書かれています。

また、「保育所保育指針解説」を参考にすると、次のようになります。

A ○

他の子どもや保護者に対しても、保育所としての方針や取組等について丁寧に説明、必要に応じ障害に対する正しい知識や認識が持てるよう配慮します。

B ○

かかりつけ医や保健センター等との連携や、児童発達支援センター等の専門機関から助言を得るなど、状況に応じ、子どもだけでなく保護者も支援していくことが大切です。

C ×

家庭との連携を密にし、子どもだけでなく保護者を含む家庭への援助に関する計画や記録を作成します。

D ×

就学に際しては、保護者の意向を丁寧に受け止めつつ、就学先と連携を図っていきます。

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02

「保育所保育指針」第4章「子育て支援」( 2 )「保護者の状況に配慮した個別の支援」を参考にしてください。

A:〇 記述の通りです。

B:〇 記述の通りです。

C:× 基本的に分けて考えるのではなく、保育所でも保護者支援を行います。

D:× 就学に関しては、保護者の意向を聞き、就学先と連携を図る必要があります。

これらのことから、正解は2です。

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03

解答. 2

「保育所保育指針」

第4章「子育て支援」

( 2 )「保護者の状況に配慮した個別の支援」を、参照してください。


A:○です。

記述の通りです。


B:○  

記述の通りです。


C:×  

保育所でも保護者支援を行います。

保護者の就労と子育ての両方等を支援するため、

保護者の多様化した保育の需要や状況に応じた支援が求められます。

D:×

修学に関しても、保護者の意向を受け止め、

適切な支援を行うことが必要です。

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