保育士の過去問
令和3年(2021年)前期
保育の心理学 問88

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問題

保育士試験 令和3年(2021年)前期 保育の心理学 問88 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、学童期以降の仲間関係に関する記述である。( A )~( E )にあてはまる語句を【語群】から選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

小学生の中・高学年に形成される( A )の高い仲間集団は( B )と呼ばれる。( B )は、一緒に同じ活動に熱中することで得られる一体感や充実感を活力源とする集団である。一方、中学生頃の女児にしばしばみられる( C )は、お互いの感覚が同じであり「分かり合っている」ことを確認し、誇示する仲間集団である。( C )が( B )と異なるのは、単に同じ活動を共に行うだけでなく、共通の趣味や話題を核とした密接な関わりをもつ点にある。だが、どちらも( D )な性質をもつことは共通した特徴である。
しかし、現代では、遊び場の減少や( E )の進行、ゲームなどの遊び方の変化により、こうした仲間集団のあり方が変化しているといわれる。

【語群】
ア 凝集性  イ ギャング・グループ  ウ 拡散性  エ チャム・グループ
オ 親和的  カ ピア・グループ    キ 少子化  ク 排他的  ケ 高齢化
  • A:ア  B:イ  C:エ  D:ク  E:キ
  • A:ア  B:イ  C:カ  D:オ  E:ケ
  • A:ア  B:イ  C:カ  D:ク  E:キ
  • A:ウ  B:エ  C:イ  D:ク  E:キ
  • A:ウ  B:カ  C:エ  D:オ  E:ケ

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

・小学生の中・高学年頃になると、(A:ア 凝集性)の高い仲間集団である(B:イ ギャング・グループ)を形成します。

・中学生頃の女児にしばしば見られる(C:エ チャム・グループ)は、お互いの感覚が同じであり、「わかり合っている」ことを確認、誇示する集団です。

・ギャング・グループと、チャム・グループとは、(D:ク 排他的)な点が共通しています。

・現代においては、(E:キ 少子化)の進行、ゲームのなどの遊び方の変化により、仲間集団のあり方も変化してきているといわれています。

以上より、A ア  B イ  C エ  D ク  E キ なので、正解は1となります。

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02

小学生の中・高学年に形成される( A 凝集性 )の高い仲間集団は( B ギャング・グループ )と呼ばれる。( B ギャング・グループ )は、一緒に同じ活動に熱中することで得られる一体感や充実感を活力源とする集団である。一方、中学生頃の女児にしばしばみられる( C チャム・グループ )は、お互いの感覚が同じであり「分かり合っている」ことを確認し、誇示する仲間集団である。( C チャム・グループ )が( B ギャング・グループ )と異なるのは、単に同じ活動を共に行うだけでなく、共通の趣味や話題を核とした密接な関わりをもつ点にある。だが、どちらも( D 排他的 )な性質をもつことは共通した特徴である。

しかし、現代では、遊び場の減少や( E 少子化 )の進行、ゲームなどの遊び方の変化により、こうした仲間集団のあり方が変化しているといわれる。

これらのことから、正解は1です。

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03

解答. 1

A:ア(凝集性)

B:イ(ギャング・グループ)

C:エ(チャム・グループ)

D:ク(排他的)

E:キ(少子化)

小学生の中・高学年に形成される( A 凝集性 )の高い仲間集団は

( B ギャング・グループ )と呼ばれる。

( B ギャング・グループ )は、一緒に同じ活動に熱中することで得られる一体感や充実感を活力源とする集団である。

一方、中学生頃の女児にしばしばみられる( C チャム・グループ )は、

お互いの感覚が同じであり「分かり合っている」ことを確認し、誇示する仲間集団である。

( C チャム・グループ )が( B ギャング・グループ )と異なるのは、

単に同じ活動を共に行うだけでなく、共通の趣味や話題を核とした

密接な関わりをもつ点にある。

だが、どちらも( D 排他的 )な性質をもつことは共通した特徴である。

しかし、現代では、遊び場の減少や( E 少子化 )の進行、

ゲームなどの遊び方の変化により、こうした仲間集団のあり方が変化しているといわれる。

参考になった数5