保育士の過去問
令和3年(2021年)前期
保育の心理学 問89
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問題
保育士試験 令和3年(2021年)前期 保育の心理学 問89 (訂正依頼・報告はこちら)
次のA~Dのうち、エリクソン(Erikson, E.H.)の発達理論に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 生涯は8つの段階に区分され、各段階はその時期に達成されるべき発達課題をもち、それを乗り越えることにより次の段階に進むという過程をたどる。
B 学童期から青年期にあたる第4段階と第5段階では、「自主性 対 罪悪感」、「同一性 対 同一性の混乱」の危機がある。
C 青年期はアイデンティティを模索する時期であり、モラトリアムの時期としている。
D アイデンティティとは、自己の連続性と斉一性についての感覚であり、「自分とは何か」についての答えである。
A 生涯は8つの段階に区分され、各段階はその時期に達成されるべき発達課題をもち、それを乗り越えることにより次の段階に進むという過程をたどる。
B 学童期から青年期にあたる第4段階と第5段階では、「自主性 対 罪悪感」、「同一性 対 同一性の混乱」の危機がある。
C 青年期はアイデンティティを模索する時期であり、モラトリアムの時期としている。
D アイデンティティとは、自己の連続性と斉一性についての感覚であり、「自分とは何か」についての答えである。
- A:○ B:○ C:× D:×
- A:○ B:× C:○ D:○
- A:○ B:× C:○ D:×
- A:× B:○ C:○ D:○
- A:× B:○ C:× D:○
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は2です。
A ○
エリクソンは、生涯を8段階に分け、各段階はその時期に達成されるべき発達課題を持っており、それを乗り越えることにより次の段階に進むと考えました。
B ×
第4段階は学童期、第5段階は青年期とされ、それぞれ「勤勉 対 劣等感」、「同一性 対 同一性拡散」の危機があります。
C ○
青年期はモラトリアムの時期であり、アイデンティティを模索する時期です。
D ○
アイデンティティとは、自己の連続性と斉一性についての感覚で、「自分とは何か」という問いの答えに相当します。
以上より、A ○ B × C ○ D ○ なので、正解は2となります。
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02
解答. 2
エリクソン(Erikson, E.H.)の発達理論とは、
人間の生涯を8つの段階に分け、その段階ごとに心理的課題と危機、
課題達成により獲得できるものなどを分類したものを言います。
A:○です。
記述の通りです。
B:×です。
学童期にあたる第4段階では「勤勉性 対 劣等感」、
青年期にあたる第5段階では「同一性 対 同一性の拡散」の危機があります。
C:○です。
記述の通りです。
D:○です。
記述の通りです。
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03
エリクソン(Erikson, E.H.)の発達理論とは、人間の生涯を8つの段階に分けており、達成されるべき課題を乗り越えることで、次の段階に進むことができると考えました。
A:〇 記述の通りです。
B:× 第4段階は学童期で、「勤勉性 対 劣等感」、第5段階の青年期では「同一性 対 同一性の拡散」の危機が挙げられます。
C:〇 記述の通りです。
D:〇 記述の通りです。
これらのことから正解は2です。
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