保育士の過去問
令和3年(2021年)前期
保育の心理学 問90

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問題

保育士試験 令和3年(2021年)前期 保育の心理学 問90 (訂正依頼・報告はこちら)

次のA~Dのうち、幼児と周囲の大人との関係に関する記述として、「保育所保育指針」に照らして考えた場合、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  保育所の生活において地域の人たちと積極的に関わる体験をもつことは、人と関わる力を育てる上で大切である。
B  子どもが地域の人々との交流を通して、人間は一人だけで孤立して生きているのではなく、周囲の人たちと支え合って生きていることを実感することが大切である。
C  近年は、家庭においても地域においても人間関係が希薄化し、子どもたちの人と関わる力が弱まってきている。
D  保育士は、親や祖父母などの家族のことを話題にすることで、子どもが家族の愛情に気付き、家族を大切にしようとする気持ちをもつように働きかけることが必要である。
  • A:○  B:○  C:○  D:○
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:×  B:○  C:○  D:○
  • A:×  B:×  C:×  D:○
  • A:×  B:×  C:×  D:×

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

A ○

保育所保育指針解説「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」「イ 人との関わりに関する領域 人間関係」によると、地域の人たちとの積極的に関わる体験は、人と関わる力を育てる上で留意することの1つとして挙げられています。

B ○

保育所保育指針解説「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」「イ 人との関わりに関する領域 人間関係」によると、地域の人たちとの関わりを通して、人間は周囲の人たちと関わり合い、支え合って生きていると実感することが大切だとしています。

C ○

保育所保育指針解説「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」「イ人との関わりに関する領域 人間関係」によると、近年家庭や地域において人間関係が希薄化し、子どもたちの人と関わる力が弱まってきているとの記載があります。

D ○

保育所保育指針解説「3歳以上児の保育に関するねらい及び内容」「イ 人との関わりに関する領域 人間関係」 によると、生活を通して親や祖父母などの家族の愛情に気付き、家族を大切にしようとする気持ちが育つように働きかけることが必要との記載があります。

家族のことを会話の話題にすることは、家族を大切にしようとする気持ちを育むきっかけとなり得ると考えられます。

以上より、A ○  B ○  C ○  D ○なので、正解は1です。

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02

解答. 1

A:○です。

地域の人たちとの関わりの中で、

人と関わる力を育むことも大切です。


B:○です。

様々な人と関わる中で、支え合って生きることの大切さを学ぶことができます。


C:○です。

最近は核家族化が進むなど、家庭においても地域においても、

人間関係の希薄化が見られます。


D:○です。

記述の通りです。

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03

A:〇 地域と関わることで様々な力をつけていきます。

B:〇 様々な人とのかかわりの中で、支え合うことの大切さを学びます。

C:〇 核家族化が進み、家庭内でも地域でも人間関係の希薄化が問題視されています。

D:〇 家族の話題は子どもにとって家族を大切にしようとすることにつながります。

これらから、正解は1です。

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