問題
A 幼児期の子どもは、相手の思いや意図を理解したり、同じイメージやルールの理解を共有したり、自分の情動をコントロールするといったことがまだ十分には身についていないため、いざこざが生じることが多い。
B 幼児期のいざこざには、たまたま相手の身体が触れて、自分の作っていた積み木が崩れてしまうなど、偶発的な理由から生じるものはない。
C いざこざに対する方略として、自分の権利を主張したり、交渉したり、保育士に「○○ちゃんがとった」と訴え、権威のある者に解決を依存することもある。
D 3歳後半頃になると、いざこざの体験を重ねることを通して人間関係が深まり、友達や周囲の人の気持ちに触れて、相手の気持ちに共感したり、相手の視点から自分の行動を振り返ったりして、考えながら行動する姿がみられるようになる。