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保育士の過去問 令和3年(2021年)前期 保育の心理学 問93

問題

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次のA~Dのうち、幼児期の子ども同士で生じる「いざこざ」に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  幼児期の子どもは、相手の思いや意図を理解したり、同じイメージやルールの理解を共有したり、自分の情動をコントロールするといったことがまだ十分には身についていないため、いざこざが生じることが多い。
B  幼児期のいざこざには、たまたま相手の身体が触れて、自分の作っていた積み木が崩れてしまうなど、偶発的な理由から生じるものはない。
C  いざこざに対する方略として、自分の権利を主張したり、交渉したり、保育士に「○○ちゃんがとった」と訴え、権威のある者に解決を依存することもある。
D  3歳後半頃になると、いざこざの体験を重ねることを通して人間関係が深まり、友達や周囲の人の気持ちに触れて、相手の気持ちに共感したり、相手の視点から自分の行動を振り返ったりして、考えながら行動する姿がみられるようになる。
   1 .
A:○  B:○  C:○  D:○
   2 .
A:○  B:○  C:×  D:○
   3 .
A:○  B:×  C:○  D:×
   4 .
A:×  B:×  C:×  D:○
   5 .
A:×  B:×  C:×  D:×
( 保育士試験 令和3年(2021年)前期 保育の心理学 問93 )
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この過去問の解説 (3件)

23

解答. 3

A:○です。

記述の通りです。

人との関わりを経て、徐々に情動をコントロールできるようになっていきます。


B:×です。

幼児期のいざこざには、偶発的な理由から生じるものも少なくありません。


C:○です。

記述の通りです。

保育士は、子ども双方の意見を聞き、適切に支援することが大切です。


D:×です。

相手の気持ちに共感したり、相手の視点から自分の行動を振り返ったりして、

考えながら行動する姿がみられるようになるのは、

「4、5歳」からです。

付箋メモを残すことが出来ます。
9

正解は3です。

A:○です。

1 歳前後から就学前までの 5~6 歳頃の時期を幼児期としますが、その前期である1歳半から3歳までの間は特に、自分の情動をコントロールできず「いざこざ」が起こりやすいと言われています。

B:×です。

幼児期の「いざこざ」は、偶発的なことから生じる場合が多いです。

C:○です。

いざこざに対して自分たちの権利を主張したり、保育士をはじめとする大人に解決を依存することで、他者理解やコミュニケーション能力に成長がみられることが多いようです。

D:×です。

幼児期後期にあたる4、5歳頃になると、自我が発達し、他者理解やコミュニケーション能力などに成長がみられるため、「いざこざ」が生じても自分たちで解決できるようになりますが、幼児期前期の3歳頃はまだ、そのようなことが難しいとされています。

7

正解は3です。

A ○

自我の発達、他者理解、自己統制、コミュニケーションなどの能力が発達途中にある幼児期では、「いざこざ」が生じることが多いとされます。

B ×

幼児期のいざこざは、他者の所有物や占有している場所への関心等だけでなく、たまたま体が接触するなどの偶発的なことから生じる場合があります。

C ○

いざこざに対する方略としては、自分たちでの権利の主張、交渉、また、保育士をはじめとする大人に解決を依存することなどが挙げられます。

D ×

4、5歳頃になると、自我の発達、他者理解、自己統制、コミュニケーションなどの能力が発達してくるため、いざこざが生じても自分たちで考えて折り合いをつけることが可能となってきます。

3歳頃では、相手の視点から行動や気持ちに共感し、行動に移すことはまだ難しく、いざこざが生じたときは、声をあげたり、逃げたりする様子もみられます。

以上より、A ○  B ×  C ○  D × となり、正解は3となります。

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