保育士の過去問
令和3年(2021年)前期
子どもの保健 問104

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問題

保育士試験 令和3年(2021年)前期 子どもの保健 問104 (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、乳幼児突然死症候群(SIDS)に関する記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A  多くの場合1歳未満の児に突然の死をもたらす症候群である。
B  睡眠中の原因不明の窒息が死亡原因である。
C  主として睡眠中に発症し、日本での発症頻度はおおよそ出生6,000~7,000人に1人と推定される。
D  診断するためには、解剖所見と死亡状況調査が必要である。
E  昼寝の時に限って生じる疾患である。
  • A B C
  • A C D
  • B C D
  • B D E
  • C D E

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

「乳幼児突然死症候群(SIDS)診断ガイドライン」によると、下記のとおりとなります。

A ○

乳幼児突然死症候群(S I D S)は、多くの場合、1歳未満の児に突然死をもたらす症候群です。

B ×

S I D Sが発症する原因は、現段階では不明です。

C ○

主として睡眠中に発症します。

日本での発症頻度は、おおよそ出生6,000〜7,000人に1人といわれています。

D  ○

S I D Sの診断には、解剖所見と、死亡状況調査が必要です。

E  ×

昼寝の時に限らず、主として睡眠中に発症するといわれています。

適切な記述は、A C D ですので、

正解は2となります。

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02

正解は【2】です。

(A)〇

記述の通りです。特に生後3か月前後が多くなっています。

(B)×

原因は不明です。睡眠中の窒息による事故死は含まれません。

(C)〇

記述の通りです。

(D)〇

記述の通りです。詳しく原因を調べるために行います。

(E)×

昼寝に限らず、睡眠中に突然亡くなってしまうことを言います。

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03

A 〇 多くの場合、1歳未満に多く起こり、生後3ヶ月前後が最も多いといわれています。

B × リスクを高める要因としてはタバコ、うつぶせ寝、人工乳など様々なものが考えられますが、直接的な死因は現段階では不明です。

C 〇 睡眠中におこる病気です。

D 〇 診断として、解剖所見と死亡状況調査が必要になります。

E × 昼寝に限らず、睡眠時におこります。

これらのことから、正解は2となります。

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