保育士の過去問
令和3年(2021年)前期
保育実習理論 問151
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問題
保育士試験 令和3年(2021年)前期 保育実習理論 問151 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、「保育所保育指針」第2章「保育の内容」1「乳児保育に関わるねらい及び内容」( 3 )「保育の実施に関わる配慮事項」の一部である。( A )~( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
ア 乳児は疾病への抵抗力が弱く、心身の機能の未熟さに伴う疾病の発生が多いことから、一人一人の発育及び発達状態や健康状態についての適切な判断に基づく( A )な対応を行うこと。
イ 一人一人の子どもの生育歴の違いに留意しつつ、欲求を適切に満たし、( B )の保育士が応答的に関わるように努めること。
ウ 乳児保育に関わる職員間の連携や嘱託医との連携を図り、第3章に示す事項を踏まえ、適切に対応すること。栄養士及び看護師等が配置されている場合は、その( C )を生かした対応を図ること。
エ 保護者との信頼関係を築きながら保育を進めるとともに、保護者からの( D )に応じ、保護者への支援に努めていくこと。
オ ( E )の保育士が替わる場合には、子どものそれまでの生育歴や発達過程に留意し、職員間で協力して対応すること。
ア 乳児は疾病への抵抗力が弱く、心身の機能の未熟さに伴う疾病の発生が多いことから、一人一人の発育及び発達状態や健康状態についての適切な判断に基づく( A )な対応を行うこと。
イ 一人一人の子どもの生育歴の違いに留意しつつ、欲求を適切に満たし、( B )の保育士が応答的に関わるように努めること。
ウ 乳児保育に関わる職員間の連携や嘱託医との連携を図り、第3章に示す事項を踏まえ、適切に対応すること。栄養士及び看護師等が配置されている場合は、その( C )を生かした対応を図ること。
エ 保護者との信頼関係を築きながら保育を進めるとともに、保護者からの( D )に応じ、保護者への支援に努めていくこと。
オ ( E )の保育士が替わる場合には、子どものそれまでの生育歴や発達過程に留意し、職員間で協力して対応すること。
- A:保健的 B:担当 C:特殊性 D:相談 E:特定
- A:情緒的 B:特定 C:専門性 D:要望 E:担当
- A:情緒的 B:担当 C:特殊性 D:相談 E:特定
- A:保健的 B:特定 C:専門性 D:相談 E:担当
- A:保健的 B:特定 C:専門性 D:要望 E:担当
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は【4】です。
ア 乳児は疾病への抵抗力が弱く、心身の機能の未熟さに伴う疾病の発生が多いことから、一人一人の発育及び発達状態や健康状態についての適切な判断に基づく( A:保健的 )な対応を行うこと。
⇒疾病や健康状態に関する記述のため、情緒的よりも保健的と導けます。
イ 一人一人の子どもの生育歴の違いに留意しつつ、欲求を適切に満たし、( B:特定 )の保育士が応答的に関わるように努めること。
⇒低月齢のこどもは大人との愛着関係を築きながら成長していきます。担当を決めないにしても特定の大人たちでかかわっていくことが望ましいです。
ウ 乳児保育に関わる職員間の連携や嘱託医との連携を図り、第3章に示す事項を踏まえ、適切に対応すること。栄養士及び看護師等が配置されている場合は、その( C:専門性 )を生かした対応を図ること。
エ 保護者との信頼関係を築きながら保育を進めるとともに、保護者からの( D:相談 )に応じ、保護者への支援に努めていくこと。
⇒子どもの年齢にかかわらずいえることですが、保護者との関係や支援も大切です。要望に応じることも時にはありますが、すべてかなえられるわけではないので、「相談」という言葉が適切です。
オ ( E:担当 )の保育士が替わる場合には、子どものそれまでの生育歴や発達過程に留意し、職員間で協力して対応すること。
⇒保育士によって子どもへの接し方が変わらないよう、引継ぎや情報共有をする必要があります。
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02
正解は4です。
「保育所保育指針」によると、下記のとおりとなります。
ア 乳児は疾病への抵抗力が弱く、心身の機能の未熟さに伴う疾病の発生が多いことから、一人一人の発育及び発達状態や健康状態についての適切な判断に基づく(A:保健的)な対応を行うこと。
イ 一人一人の子どもの生育歴の違いに留意しつつ、欲求を適切に満たし、(B:特定)の保育士が応答的に関わるように努めること。
ウ 乳児保育に関わる職員間の連携や嘱託医との連携を図り、第3章に示す事項を踏まえ、適切に対応すること。
栄養士及び看護師等が配置されている場合は、その(C:専門性)を生かした対応を図ること。
エ 保護者との信頼関係を築きながら保育を進めるとともに、保護者からの(D:相談)に応じ、保護者への支援に努めていくこと。
オ (E:担当)の保育士が替わる場合には、子どものそれまでの生育歴や発達過程に留意し、職員間で協力して対応すること。
以上より、A:保健的 B:特定 C:専門性 D:相談 E:担当 となるので、正解は4となります。
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03
正解は【4】です。
この問題は、保育所保育指針からの抜き出し問題です。
どれも選択肢の言葉の意味が似ているので、迷いやすいです。
まずは
ア 乳児は疾病への抵抗力が弱く、心身の機能の未熟さに伴う疾病の発生が多いことから、一人一人の発育及び発達状態や健康状態についての適切な判断に基づく( A )な対応を行うこと。
とあります。
「疾病」「健康状態」などのキーワードがあることから、A.保健的 が正しいと判断できます。
これで、1,4,5の選択肢に絞ることができます。
続いて
ウ 乳児保育に関わる職員間の連携や嘱託医との連携を図り、第3章に示す事項を踏まえ、適切に対応すること。栄養士及び看護師等が配置されている場合は、その( C )を生かした対応を図ること。
とあります。
この場合「特殊的」という言葉よりも「専門的」の方が日本語として自然です。
解答は C.専門的 となります。
4,5で迷うところですが
エ 保護者との信頼関係を築きながら保育を進めるとともに、保護者からの( D )に応じ、保護者への支援に努めていくこと。
に入るのは、D,相談 です。
保育士は保護者の要望を聞くだけではなく、相談に乗ることも大切な保護者支援です。
以上のことから、解答は【4】となります。
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