保育士の過去問
令和3年(2021年)後期
子ども家庭福祉 問42

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問題

保育士試験 令和3年(2021年)後期 子ども家庭福祉 問42 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、「児童憲章」に関する記述として、不適切な記述を一つ選びなさい。
  • 「児童は、よい環境の中で育てられる。」と明記された。
  • 「日本国憲法の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福をはかる」ために定められた。
  • 「児童は、人として尊ばれる。」と明記された。
  • 「児童は、権利の主体である。」と明記された。
  • 「すべての児童は、虐待・酷使・放任その他不当な取扱からまもられる。」と明記された。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は【4】です。

1951年に制定された児童憲章に関する問題です。

1 .「児童は、よい環境の中で育てられる。」と明記された。

→ 〇、正しい記述です。

2 .「日本国憲法の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福をはかる」ために定められた。

→ 〇、 正しい記述です。

3 .「児童は、人として尊ばれる。」と明記された。

→ 〇、正しい記述です。

4 .「児童は、権利の主体である。」と明記された。

→ ✕、これは、児童の権利に関する条約の内容です。

5 .「すべての児童は、虐待・酷使・放任その他不当な取扱からまもられる。」と明記された。

→ 〇、正しい記述です。

よって、正解は【4】になります。

児童憲章は「すべての児童は~」で始まる文が多くあります。一度確認してみると良いでしょう。

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02

正解は「4」です。

1 .適切です。「児童は、よい環境の中で育てられる。」と明記されています。

2 .適切です。「日本国憲法の精神にしたがい、児童に対する正しい観念を確立し、すべての児童の幸福をはかる」ために定められています。

3 .適切です。「児童は、人として尊ばれる。」と明記されています。

4 .不適切です。児童憲章には「児童は、権利の主体である。」とは明記されていません。

児童憲章は1951年に制定されました。児童憲章の主な内容は、命の尊厳について、社会の一員として自律すること、子どもの状況や実態に合わせた対応に関すること、平和と文化に貢献できるようにすることです。

5 .適切です。「すべての児童は、虐待・酷使・放任その他不当な取扱からまもられる。」

と明記されています。

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03

正解は4です。

1:適切です。

児童憲章の基本綱領になります。「児童は、人として尊ばれる。児童は、社会の一員として重んぜられる。   

児童は、よい環境の中で育てられる。」とあります。

2:適切です。

児童憲章は1951年(昭和26年)5月5日の子供の日に制定されました。

3:適切です。 

児童憲章の基本綱領になります。

4:不適切です。

「児童は、権利の主体である。」とは明記されていません。

5:適切です。

第10条に明記されています。 

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