保育士の過去問
令和3年(2021年)後期
子ども家庭福祉 問49

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問題

保育士試験 令和3年(2021年)後期 子ども家庭福祉 問49 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、病児保育事業に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  実施主体は、市町村(特別区及び一部事務組合を含む)であるが、市町村が認めた者へ委託等を行うことができる。
B  事業類型は、病児対応型、病後児対応型、体調不良児対応型、非施設型(訪問型)、送迎対応である。
C  乳児・幼児が対象であり、小学校に就学している児童は対象にならない。
D  病児対応型及び病後児対応型では、病児の看護を担当する看護師等を利用児童おおむね10人につき1名以上配置するとともに、保育士を利用児童おおむね3人につき1名以上配置しなければならない。
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:○  B:○  C:×  D:○
  • A:○  B:×  C:○  D:○
  • A:×  B:○  C:×  D:○
  • A:×  B:×  C:○  D:○

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「2」です。

A:○  B:○  C:×  D:○

A:○です。市町村が認めた民間の業者へ委託等を行うことができます。

 

B:○です。事業類型は、病児対応型、病後児対応型、体調不良児対応型、非施設型(訪問型)、送迎対応です。 

C:×です。病児保育事業の対象児童はおおむね10歳未満から小学校就学児に拡大されました。

D:○病児対応型及び病後児対応型では、病児の看護を担当する看護師等を利用児童おおむね10人につき1名以上配置するとともに、保育士を利用児童おおむね3人につき1名以上配置しなりません。

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02

【2】です。

病児保育については、『児童福祉法及び子ども・子育て支援法』に規定されています。

A  実施主体は、市町村(特別区及び一部事務組合を含む)であるが、市町村が認めた者へ委託等を行うことができる。

→〇、正しい記述です。市町村が実施する事業として努力義務化されています。

B  事業類型は、病児対応型、病後児対応型、体調不良児対応型、非施設型(訪問型)、送迎対応である。

→〇、正しい記述です。

C  乳児・幼児が対象であり、小学校に就学している児童は対象にならない。

→✕、対象児童は「小学生就学時」に拡大されました。

D  病児対応型及び病後児対応型では、病児の看護を担当する看護師等を利用児童おおむね10人につき1名以上配置するとともに、保育士を利用児童おおむね3人につき1名以上配置しなければならない。

→〇、正しい記述です。

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03

正解は2です。

A:〇

  病児保育のニーズは年々高まっており、委託事業者による施設も年々増加傾向にあります。

B:〇

  病児保育事業は平成24年法律第65号、子ども・子育て支援法の第59条により制定されました。

C:×

  児童福祉法第6条の3第13項に小学校に就学している児童(小学6年生まで)も対象であることが規定されています。

 

D:〇

  これらの規定を設けることで保育サービスの質の確保に努めています。

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