A→○
出生数は2016年(平成28年)には97万人と100万人を割っています。
1899年から統計をとっているようですが、初めての事態だということです。
少子化対策は日本も頑張っていますが、変わらず低下していることが分かります。
人口よりも、合計特殊出生率(一人あたりの女性が一生のうちに生む子どもの人数)を問われることが多いので、そちらもあわせて覚えておくと良いです。
2005年の合計特殊出生率は最低の1.26
2016年の合計特殊出生率は1.44
2019年の合計特殊出生率は1.34
B→○
2006年をピークに2011年以後は減少を続けています。
C→×
夫婦のみの世帯が1位
単独世帯がが2位
親と未婚の子のみの世帯が3位
の結果になっています。
表を覚えたりポイントを抑えるのも良いのですが、考え方としては、65歳以上の世帯を問われているということなので、日本の高齢化社会を考えた時に、夫婦が健在で共に生活している世帯が多いことが予想出来ると思います。
核家族化が進み、独居老人が問題とされている昨今の様子から、2位にくるものも、子どもと一緒や3世帯とかではなく、単独世帯であると予想できると思います。
グラフを覚えるより、社会の背景から導き出す方が応用がきくので良いと思います。
D→○
問題文の通りです。
時代背景と高齢化社会ということから、予想するとわかりやすいと思います。
ポイントは、
75歳から94歳までの死亡率は年々減少しております。それは医学の発展により寿命が伸びていることが関係しています。
しかし、総人口で見るともちろん高齢者が多いわけですので、95歳以上の死亡率が格段に増えてきており、全体の死亡率として見た時は75歳以上の高齢者の死亡率が7割をしめていることになります。
時代背景、社会背景をもとに一度考えてみることで、グラフや表を覚えることなく導くことが出来ます。