保育士の過去問
令和3年(2021年)後期
社会福祉 問74

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問題

保育士試験 令和3年(2021年)後期 社会福祉 問74 (訂正依頼・報告はこちら)

次の障害者施策に関する法律を、制定された順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」
B  「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」
C  「身体障害者補助犬法」
D  「発達障害者支援法」
  • A → C → D → B
  • B → A → D → C
  • C → B → A → D
  • C → D → A → B
  • D → B → C → A

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この過去問の解説 (3件)

01

A 

障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律

平成23年度

B

障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律

平成25年度

C

身体障害者補助犬法

平成14年度

D

発達障害者支援法

平成16年度

よって順は

C→D→A→B

になります。

この問題でのポイントは、

障害者の虐待が明るみになるようになり、交付された障害者への虐待に関する法律が平成23年度であり、

そういった背景には、障害者への差別があるということから、障害者の差別に関する法律は平成25年度公布されたという法律が出来る流れを記憶すると覚えやすいかと思います。

差別に関しては、新しいもので、5年かけてさらに見直しがされたそうです。

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02

正解は4(C → D → A → B)です。

A 2011年 障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律  

B 2013年 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律

C 2002年 身体障害者補助犬法

D 2004年 発達障害者支援法

制定された順に並べ替えるとC → D → A → Bになります。

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03

障害者施策に関する法律について、制定された順まで覚えるのは難しいですが、制定された背景や流れをきっかけとして覚えやすくしましょう。

選択肢1. A → C → D → B

Aの「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」は、2011年に制定されました。

障害者への虐待が養護者や障害者福祉施設従事者などによる事例が多くあり、その対策として制定された法律です。

選択肢2. B → A → D → C

Bの「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」は、2013年に制定されました。

この法律は、障害者基本法(1993年)の差別の禁止の基本原則を具体化するものであり、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重しあいながら共生する社会の実現に向け、障害者差別の解消を推進することを目的としています。

この問題にでてくる法律の中では、一番後にできた法律なので、間違った順番だとわかります。

選択肢3. C → B → A → D

Cの身体障害者補助犬法」は2002年に制定されました。

身体障害者の自立と社会参加を促進するため、補助犬との社会参加の受け入れを義務付ける法律です。

選択肢4. C → D → A → B

正しい組み合わせです。

C:2002年 身体障害者補助犬法

D:2004年 発達障害者支援法

A:2011年 障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律

B:2013年 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律

 

選択肢5. D → B → C → A

Dの「発達障害者支援法」は、2004年に制定されました。

この法律は、児童を含む発達障害のある人への適切な支援を推進するための法律です。

この法律ができるまでは、発達障害のある人への支援を明確にした法制度がなく、適切な支援が受けられなかったという経緯があります。

 

まとめ

制定された順に勉強すると大まかな流れがわかります。

自分なりに覚えやすいきっかけや目的を見つけてみましょう。

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