問題
青年期は、家族以外の人との親密な関係を深めていく中で、青年は( A )の確立という新たな課題に直面する。エリクソン(Erikson, E.H.)は、青年期が、大人としての責任と義務を問われずに、自由に何かに打ち込み、挫折し、さらにまた何かを探し求めるといった経験、あるいは、様々な 危機を経ることが重要であるとして、この期間を( B )期間であると考えた。
その後、マーシア(Marcia, J.E.)は、( A )の状態を4つの類型に分けて考える( C )を提唱した。この4類型の中の一つである( D )は、これまでに危機を経験していることはなく、自分の目標と親との目標の間に不協和がなく、どんな体験も、幼児期以来の信念を補強するだけになっているという、融通のきかなさが特徴的である。
【語群】
ア:アイデンティティ イ:モラトリアム
ウ:アイデンティティ・ステイタス エ:早期完了
オ:モダリティ カ:達成 キ:拡散
ク:アイデンティティ・クライシス