保育士の過去問
令和3年(2021年)後期
保育の心理学 問93

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問題

保育士試験 令和3年(2021年)後期 保育の心理学 問93 (訂正依頼・報告はこちら)

次の【表】は、「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」(国立社会保障・人口問題研究所)における、「夫婦が理想の子ども数を持たない理由」について、妻の年齢別に示したものである。以下の【設問】に答えなさい。

【設問】
次のうち、【表】に示されている「夫婦が理想の子ども数を持たない理由」に関して、適切な文の組み合わせを一つ選びなさい。

A  「自分や夫婦の生活を大切にしたいから」の選択率は、他の年齢層に比べて30歳未満で高い。
B  30~34歳では、「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」に次いで、「これ以上、育児の心理的、肉体的負担に耐えられないから」の選択率が高い。
C  30歳代では、「自分の仕事(勤めや家業)に差し支えるから」という回答が他の年齢層に比べて多い。
D  35~39歳では、「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」に次いで、「高年齢で生むのはいやだから」の選択率が高い。
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  • A, B
  • A, C
  • B, C
  • B, D
  • C, D

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は5(C,D)です。

A→×

 表を見てみると、「自分や夫婦の生活を大切にしたいから」と答えた30歳未満の割合は9.8%で、30~34歳の割合が12.1%となっています。よって30歳未満の割合がほかの年齢層に比べて高いわけではありません。

B→×

 30~34歳では「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」が81.1%と最も高くなっていますが、次に割合が高いのは「自分の仕事に差し支えるから」24.2%です。よってこの回答は×です。

C→〇

 30代では「自分の仕事(勤めや家業)に差し支えるから」と答えた人の割合が20%を超えており、他の年齢層よりも高いことが分かります。よってこの回答は〇です。

D→〇

 35~39歳では「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」の割合が64.9%と最も高く、次いで「高年齢で生むのはいやだから」が35.5%と高い割合になっています。

以上のことから、設問にあっているのはCとDになります。 

  

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02

正解は5です。

A.×

「自分や夫婦の生活を大切にしたいから」の選択率は、30~34歳が12.1%と最も多く、

次いで30歳未満の9.8%となっています。

B.×

30~34歳の回答をみると、

「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」という理由の81.1%に次いで、

「自分の仕事に差し支えるから」という回答が24.2%と高い結果になっています。

C.〇

「自分の仕事に差し支えるから」という回答は、

30歳未満の17.6%、35~39歳の20.2%、40~49歳の11.8%と比較し、

30~34歳の24.2%が最も高いという結果になっています。

D.〇

35~39歳の回答をみると、

「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」の64.9%に次いで、

「高年齢で産むのはいやだから」の35.5%が高い結果になっています。

参考になった数6