保育士の過去問
令和3年(2021年)後期
子どもの保健 問96

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

保育士試験 令和3年(2021年)後期 子どもの保健 問96 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  「平成30年(2018)人口動態統計(確定数)の概況」(厚生労働省)によると、平成30年の出生数は、100万人未満である。
B  「子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第14次報告)」(厚生労働省)によると、虐待の死亡事例は、年間数百例である。
C  「子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第14次報告)」(厚生労働省)によると、虐待による死亡事例のうち、1歳以下のものはまれである。
D  乳児死亡率は、出生千に対する乳児死亡数で表す。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

正解は3です。

A.〇

平成30年の出生数は91万8400人で、100万人未満となっています。

日本の出生数は減少傾向にあり、平成28年以降は100万人を下回っています。

B.×

「子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第14次報告)」(厚生労働省)によると、

2018年度の虐待による子どもの死亡例は67例(77人)となっています。

C.×

「子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第14次報告)」(厚生労働省)によると、

虐待で死亡した子どもの年齢は、0歳代が32人(65.3%)と最も多く、

次いで1歳代が6人(12.2%)となっています。

D.〇

乳児死亡率は、出生数1000人に対する生後1年未満の乳児の死亡数のことを言います。

参考になった数38

02

正解は3(A〇 B× C× D〇)です。

A→〇

 平成30年の出生数は918,400人と発表されており、100万人未満であることが分かります。

B→×

 虐待の死亡事例は67例(77人)と発表されており、数百例ではありません。

C→×

 割合でみると、1歳以下が77.5%(0歳児65.3% 1歳児12.2%)となっており、1歳以下の死亡事例が高いことが分かります。

  

D→〇

 問題文の通りです。

 乳児死亡率は、出生千に対する乳児死亡数で表します。

 

参考になった数20