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保育士の過去問 令和3年(2021年)後期 子どもの保健 問101

問題

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乳幼児突然死症候群(SIDS)については、毎年11月に厚生労働省による対策強化月間としてキャンペーンが行われている。次の文は令和2年10月23日発出の「11月は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の対策強化月間です」の記載に関するものである。( A )~( E )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

SIDSは、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死にいたる、原因のわからない病気で、窒息などの事故とは異なります。令和元年には78名の乳幼児がSIDSで亡くなっており、乳児期の死亡原因としては( A )となっています。
SIDSは、( B )、( C )のどちらでも発症しますが、寝かせるときに( B )に寝かせたときの方がSIDSの発症率が高いということが研究者の調査からわかっています。
そのほか( D )で育てられている赤ちゃんの方がSIDSの発症率が低く、( E )はSIDS発症の大きな危険因子です。
   1 .
A:第1位  B:うつぶせ  C:あおむけ  D:母乳   E:たばこ
   2 .
A:第4位  B:よこむき  C:うつぶせ  D:人工乳  E:アルコール
   3 .
A:第4位  B:うつぶせ  C:あおむけ  D:母乳   E:たばこ
   4 .
A:第1位  B:よこむき  C:あおむけ  D:人工乳  E:たばこ
   5 .
A:第1位  B:よこむき  C:うつぶせ  D:母乳   E:アルコール
( 保育士試験 令和3年(2021年)後期 子どもの保健 問101 )
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この過去問の解説 (4件)

14

正解は3です。

A.第4位

令和元年の乳幼児死亡原因では、

乳幼児突然死症候群(SIDS)が第4位(男4.8%、女3.7%)となっています。

第1位から3位は下記のとおりです。

 第1位:先天奇形、変形及び染色体異常(男33.6%、女36.6%)

 第2位:周産期に特異的な呼吸障害及び心血管障害(男14.1%、女14.6%)

 第3位:不慮の事故(男5.2%、女4.1%)

  『令和元年(2019) 人口動態統計月報年計(概数)の概況「乳児死亡の主な死因の構成割合」 (厚生労働省)』

B.うつぶせ

C.あおむけ

SIDSの原因は不明ですが、睡眠中に起こり、あおむけよりもうつぶせで寝かせているほうが発生確率が高いといわれています。

睡眠中の窒息を防ぐためにも、うつぶせ寝は推奨されません。

D.母乳

人工乳よりも母乳で育っている乳児のほうがSIDSの発生確率が低いとされています。

母乳は赤ちゃんに必要な要素を満たしていることもあり、可能な限り母乳での育児が推奨されています。

   

E.たばこ

妊娠中の喫煙や、両親が喫煙者の場合、SIDSの発生確率が高くなるといわれています。

付箋メモを残すことが出来ます。
5

正解:3

SIDSとは、乳幼児突然死症候群のことで、窒息事故ではありません。

健康状態や既往歴から予測できず、原因不明で突然死亡します。

また、死亡状況や解剖検査等を行っても原因が特定できません。

令和元年の乳幼児の主な死亡原因は先天奇形、呼吸障害、不慮の事故であり、

SIDSは78名で第4位となっています。ほとんどが6か月未満で発症しますが、

まれに1歳以上でも発症します。

SIDSを防ぐために必要なこと

・医学上の理由が無い限り、仰向けで寝かせる

仰向けも発症する可能性はありますが、うつ伏せの発症率の方が高いです。

・母乳を与える

母乳で育っている子どものほうがSIDSの発症率が低いことが研究で言われています。

また、SIDSの観点からだけでなく、母乳は乳児にとって様々な利点があります。

・たばこを吸わない

たばこはSIDSの発症の大きな原因の一つと言われています。

また、胎児・乳児の呼吸中枢にも悪影響を与えるため、妊婦自身の禁煙と、

妊婦、乳児のそばでの喫煙も控えます。

・定期的に様子を見る

定期的に睡眠の様子を見に行き、毛布等が顔にかかったりしていないか、顔色や呼吸に異常がないかを確認します。

5

乳幼児突然死症候群(SIDS)は名称の通り、元気だった乳児が予兆もなく突然死亡してしまうことをいいます。うつ伏せ寝によって突然死のリスクが高くなると言われていますが、原因は不明でうつ伏せ寝により窒息死とは別の問題によるものであるとされています。

この問題にあるとおり、母乳を与えることによって発症率を下げると言われており、反対に喫煙は乳児の呼吸中枢に悪影響を与え、それがSIDSの発症率を上げる原因になると言われています。

予防のために効果的とされているのは、仰向けに寝かせることや母乳育児の他に、厚着をさせて温めすぎないようにすること(服ではなく室温を調整するのが良い)も挙げられます。

0

乳幼児突然死症候群(SIDS)に関する問題です。

【SIDSとは】

■SIDSは、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る、原因の分からない病気で、 窒息などの事故とは異なります

■令和元年には78名の乳幼児がSIDSで亡くなっており、乳児期の死亡原因としては第4位となっています。

【乳幼児突然死症候群(SIDS)発症リスクを低くするための3つのポイントとは】

SIDS の予防方法は確立していませんが、以下の3つのポイントを守ることにより、 SIDS の発症率が低くなるというデータがあります。

1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせましょう

SIDS は、うつぶせ、あおむけのどちらでも発症しますが、寝かせる時にうつぶせに寝かせたときの方が SIDS の発症率が高いということが研究者の調査から分かっています。医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけに寝かせましょう。この取組は、睡眠中の窒息事故を防ぐ上でも有効です。

できるだけ母乳で育てましょう

母乳育児が赤ちゃんにとっていろいろな点で良いことはよく知られています。母乳で育てられている赤ちゃんの方が SIDS の発症率が低いということが研究者の調査から分かっています。できるだけ母乳育児にトライしましょう。

たばこをやめましょう

たばこは SIDS 発症の大きな危険因子です。妊娠中の喫煙はおなかの赤ちゃんの体重が増えにくくなりますし、呼吸中枢にも明らかによくない影響を及ぼします。妊婦自身の喫煙はもちろんのこと、妊婦や赤ちゃんのそばでの喫煙はやめましょう。これは、身近な人の理解も大切ですので、日頃から喫煙者に協力を求めましょう。

厚生労働省 報道発表資料 令和2年10月23日発出の「11月は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の対策強化月間です」の記載より引用)

上記より( A )~( E )にあてはまる語句は以下になります。

A:第4位

B:うつぶせ

C:あおむけ

D:母乳

E:たばこ

選択肢1. A:第1位  B:うつぶせ  C:あおむけ  D:母乳   E:たばこ

不正解です。

A:第1位 × 正解は「第4位」です。

B:うつぶせ ○

C:あおむけ ○

D:母乳 ○

E:たばこ ○

選択肢2. A:第4位  B:よこむき  C:うつぶせ  D:人工乳  E:アルコール

不正解です。

A:第4位 ○

B:よこむき × 正解は「うつぶせ」です。

C:うつぶせ × 正解は「あおむけ」です。

D:人工乳 × 正解は「母乳」です。

E:アルコール × 正解は「たばこ」です。

選択肢3. A:第4位  B:うつぶせ  C:あおむけ  D:母乳   E:たばこ

正解です。

A:第4位 ○

B:うつぶせ ○

C:あおむけ ○

D:母乳 ○

E:たばこ ○

選択肢4. A:第1位  B:よこむき  C:あおむけ  D:人工乳  E:たばこ

不正解です。

A:第1位 × 正解は「第4位」です。

B:よこむき × 正解は「うつぶせ」です。

C:あおむけ ○

D:人工乳 × 正解は「母乳」です。

E:たばこ ○

選択肢5. A:第1位  B:よこむき  C:うつぶせ  D:母乳   E:アルコール

不正解です。

A:第1位 × 正解は「第4位」です。

B:よこむき × 正解は「うつぶせ」です。

C:うつぶせ × 正解は「あおむけ」です。

D:母乳 ○

E:アルコール × 正解は「たばこ」です。

まとめ

乳幼児突然死症候群(SIDS)についての理解と、予防策は覚えておきましょう。

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