保育士の過去問
令和3年(2021年)後期
子どもの食と栄養 問119

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問題

保育士試験 令和3年(2021年)後期 子どもの食と栄養 問119 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、献立作成および調理の基本に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  献立は、一般にご飯と汁物(スープ類)に主菜と副菜1~2品をそろえると、充実した内容で、栄養的にも優れた献立となる。
B  主菜には、肉、魚、卵、大豆および大豆製品などを主材料とするたんぱく質を多く含む料理が含まれる。
C  副菜には、野菜、いも、きのこ、海藻などを主材料とする料理などが含まれる。
D  汁物の食塩の基準濃度は、一般に4~5%である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は1です。

A.〇

主食(ごはん、パン、麺など)、汁物、主菜(肉・魚・卵・大豆など)、副菜(野菜・芋・きのこ・海藻など)1~2品をそろえた献立は、炭水化物・タンパク質・脂質などの栄養バランスがとりやすくなるとされています。

B.〇

主菜とは、主にたんぱく質を含む材料からなり、メインのおかずとなる料理です。

肉、魚、大豆製品、卵などが使われます。

C.〇

副菜とは、主菜以外のおかずのことです。

野菜やきのこ、芋、海藻などを使った料理で、主食や主菜では足りない、ビタミン、ミネラル、食物繊維などを補います。

D.×

汁物の食塩の濃度は、0.8%前後が良いとされています。

これは体内の血液と同じくらいの塩分濃度であり、体に負荷をかけずにおいしく感じられるといわれています。

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02

正解:1

A→○

「日本型食生活」と呼ばれ、主にご飯が主食となり、1汁3菜(汁物と主菜、副菜1~2種)を揃えると栄養的にも良いとされています。加えて牛乳やチーズなどの乳製品や、果物を揃えると更にバランスが良い献立になると言われています。

B→○

主菜は肉、魚、たまご、大豆製品などからたんぱく質を摂り、筋肉や血液を作ります。

C→○

副菜は野菜、いも、きのこ、海藻などからビタミン、ミネラル、食物繊維を摂り、体の調子を整えます。

D→×

汁物の食塩の基準濃度は0.6~0.8%とされています。

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03

「食事バランスガイド」を参考にします。

設問のA~Dについて解説します。

A ○です。

「日本型食生活」と呼ばれます。ごはんをベースに、汁、魚、肉、乳製品、野菜などバラエティに富む組み合わせが可能になります。

さらに、牛乳やチーズなどの乳製品や果物を揃えると、更にバランスが良い献立になると言われています。

参考:「日本型食生活」のススメ(農林水産省)

B ○です。

主菜とは、魚、肉、卵、大豆製品などを使ったメインのおかずとなる料理です。主に含まれる栄養素は、たんぱく質や脂質です。

C ○です。

副菜とは、野菜、海藻、きのこなどを使った料理です。主に含まれる栄養素は、ビタミン、ミネラル、食物繊維です。

D ×です。

汁物の食塩の基準濃度は0.6~0.8%とされています。

ちなみに、1日の食塩摂取目標量は、女性6.5g未満、男性7.5g未満です。

正解は「A:○ B:○ C:○ D:×」です。

選択肢1. A:○  B:○  C:○  D:×

正解です。

選択肢2. A:○  B:○  C:×  D:×

不正解です。

選択肢3. A:○  B:×  C:○  D:×

不正解です。

選択肢4. A:×  B:○  C:×  D:○

不正解です。

選択肢5. A:×  B:×  C:○  D:×

不正解です。

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