保育士の過去問 令和3年(2021年)後期 子どもの食と栄養 問126
この過去問の解説 (3件)
正解:3
「楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~」(平成16年:厚生労働省)で、「食を営む力」を育成するための基礎を培うのが、保育所の食育の目標としています。
1、お腹がすくリズムのもてる子ども
2、食べたいもの、好きなものが増える子ども
3、一緒に食べたい人がいる子ども
4、食事づくり、準備にかかわる子ども
5、食べものを話題にする子ども
上記5つの子ども像は、保健所保育指針で述べられている、保育の目標を食育の観点から表したものです。
また、これらを達成するために、以下の「子どもが身につけることが望まれる心情、意欲、態度などを示した事項」を挙げています。
1、食と健康(心身の健康に関する項目)
2、食と人間関係(人とのかかわりに関する項目)
3、食と文化(食と文化に関する項目)
4、いのちの育ちと食(いのちとのかかわりに関する項目)
5、料理と食(料理とのかかわりに関する項目)
以上のことから、
A→イ、食を営む力
B→エ、お腹がすく
C→キ、食べもの
D→ク、人間関係
が当てはまります。
正解は3です。
「楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~」(平成16年:厚生労働省)における食育の目標とその内容を表にしたものです。
A.イ 食を営む力
「食を営む力」とは、豊かな経験を通して、食に関する知識を身につける、バランスの良い食を選択することができる等、健全な食生活を実践できる力のことです。
B.エ お腹がすく
お腹がすくリズムを持てるようになるには、遊びや睡眠なども含めた生活習慣を確立させることが大切です。たくさん遊んでしっかり眠り、充実した生活の中で子ども自身が空腹感を感じ、それを満たすことの心地よさを生活のリズムの中で感じられるようにします。
C.キ 食べもの
食べものを話題にすることで、身近な人と食を共有する喜び、食をとりまく自然や環境への興味にもつながっていきます。
D.ク 人間関係
身近な人と一緒に食事をすることを通して愛情・信頼感を深めたり、
楽しい食事のための基本的な習慣や態度を身につけることも大切です。
正解は
A:イ 食を営む力
B:エ お腹がすく
C:キ 食べ物
D:ク 人間関係
です。
Aには「食を営む力」が入ります。
「楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~」の目標は、現在を最もよく生き、かつ、生涯にわたって健康で質の高い生活を送る基本としての「食を営む力」の育成に向け、その基礎を培うことです。
Bには「お腹がすく」が入ります。
たくさん遊び、しっかりと休息をとり、生活リズムを整えることが大切です。
Cには「食べ物」を話題にする子どもが入ります。
食事を美味しく楽しむだけでなく、食に関する知識を得ることが大切です。
Dには「人間関係」が入ります。
一緒に食事をとることで、愛着関係が築かれていきます。
上記説明より、誤りです。
上記説明より、誤りです。
正解です。
上記説明より、誤りです。
上記説明より、誤りです。
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