保育士の過去問
令和3年(2021年)後期
子どもの食と栄養 問132
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問題
保育士試験 令和3年(2021年)後期 子どもの食と栄養 問132 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、障害のある子どもの食事に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A スプーンのボール部の幅は、口の幅より大きいものを選ぶとよい。
B カットコップは、傾けても鼻にあたりにくく、飲みやすく工夫されている。
C 食器は、縁の立ち上がっているものの方がすくいやすい。
D 食事の援助をする場合は、子どもと同じ目の高さで行うことが基本である。
A スプーンのボール部の幅は、口の幅より大きいものを選ぶとよい。
B カットコップは、傾けても鼻にあたりにくく、飲みやすく工夫されている。
C 食器は、縁の立ち上がっているものの方がすくいやすい。
D 食事の援助をする場合は、子どもと同じ目の高さで行うことが基本である。
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この過去問の解説 (3件)
01
正解:4
A→×
スプーンのボール部の幅は、子どもが無理なく口に含むことができるよう、口の幅より小さいものを使用します。
B→○
カットコップとは、コップの縁が鼻に当たらないようにカット加工を施されたものです。頭をまっすぐにしたままでも飲みやすく設計されています。
C→○
食器の縁が立ち上がっていて深さのあるものの方が、食事がすくいやすくなります。
D→○
子どもに安心感を与えるため、同じ目線で食事の援助をします。介助者の目線が高いと威圧感を与え、子どもが不安になります。
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02
正解は4です。
障害児の食事は、咀嚼や嚥下が難しい場合もあり、発達や体の状態に合わせて食品や調理方法、食事の援助方法を選択することが必要となります。
A.×
口の幅より大きなスプーンを使用すると、食べ物をすするような形になってしまうことから、むせたり誤嚥につながるおそれがあります。
B.〇
カットコップは、コップの縁の一部がカットしてあり、傾けても鼻にあたりにくくなっています。
普通のコップよりも、頭を後ろに傾けることによる誤嚥等の可能性が低く、介助もしやすいため、障害のある子どもに使用するのに適しています。
C.〇
縁が立ち上がっている食器は、そうでないものと比べて、片手でも、スプーンをうまく扱うことが苦手な子どもでもすくいやすい形状になっています。
D.〇
援助をする人も座って子どもと同じ目の高さにすることで、子どもの状態を確認しやすく、誤嚥などのリスクを減らすことができます。
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03
正解は、「A:× B:○ C:○ D:○」です。
A:×
無理なく食べることができるよう、子どもの口の大きさに合ったものを使用しましょう。
1回に飲み込む量が多いと、喉に詰まってしまうことがあるので危険です。
B:○
頭をまっすぐにしたままでも飲みやすいカットコップは、障害児に適しています。
C:○
手先が不器用な子でも、うまく食べものをすくうことができます。
D:○
大人の目線と子どもの目線は異なります。机や椅子の高さを調整したり、子どもの気持ちになって援助することが大切です。
上記説明より、誤りです。
上記説明より、誤りです。
上記説明より、誤りです。
正解です。
上記説明より、誤りです。
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