問題
A 『スイミー』では、絵の具を塗った面が乾かないうちに、紙などを押し当てて写し取る「転写」技法が背景に用いられている。紙を剥がしたときに現れる思いがけない模様が効果的に活かされている。
B 『フレデリック』では、紙などを台紙にのりで貼り付ける「スタンピング」技法を用いて、様々な種類の紙の特性を活かしながら情景を豊かに表現している。
C 『ひとあしひとあし』では、凸凹のある物の上に紙を置き、鉛筆などでこすって形や模様を浮き立たせる「フロッタージュ」技法が用いられている。
正解:3
A→○
転写技法(デカルコマニー):絵の具を塗った面が乾かないうちに紙などを押し当てて写し取る技法のことです。
B→×
問題文に書かれているのは、コラージュ技法のことです。
型押し技法(スタンピング):凹凸のある物に絵の具をつけて、紙に押し当てて模様を出す技法のことです。
コラージュ技法:紙や布などを台紙に貼り付ける技法のことです。
C→○
フロッタージュ技法:凹凸のある物の上に紙をあて、鉛筆などでこすり、形や模様を写し出す技法のことです。
正解は3です。
A.〇
「転写」は、絵の具を塗った面に紙などを押し当てて写し取る技法です。
「デカルコマニー」ともいいます。
保育では、半分に折った紙の片方に絵の具をつけて折り、左右対称の模様をつける方法がよく使われます。
B.×
紙などを切り、台紙にのりではりつける技法は「コラージュ」といいます。
紙の素材や切り方でいろいろな表現ができます。
「スタンピング」は、「型押し」ともいい、絵の具を付けた様々な物を紙に押し当てて模様をつける技法です。
C.〇
石や木、布など、凸凹のある物に紙を置き、鉛筆などで上からこすって模様を浮き立たせる技法を「フロッタージュ」といいます。
フランス語の 「frotter(フロッター:こする)」という言葉が由来です。
正解は「A:○ B:× C:○」です。
A:○
「転写」という技法が用いられています。「デカルコマニー」という名前の方が聞き馴染みがあるかもしれませんね。
B:×
紙などを台紙にのりで貼り付ける方法は「コラージュ」と言います。「スタンピング」とは、絵の具をつけた凹凸のあるもので、紙に押し当てて模様を作る技法です。
C:○
凹凸のある物の上に紙を置き、鉛筆などでこすって模様を浮き立たせる方法を「フロッタージュ」と言います。
上記説明より、誤りです。
上記説明より、誤りです。
正解です。
上記説明より、誤りです。
上記説明より、誤りです。