保育士の過去問
令和4年(2022年)前期
保育原理 問1
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)前期 保育原理 問1 (訂正依頼・報告はこちら)
次の表は、「保育所保育指針」第1章「総則」( 2 )「養護に関わるねらい及び内容」の一部である。表中の( A )~( C )にあてはまる記述をア~オから選択した場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
ア 一人一人の子どもが、自分の気持ちを安心して表すことができるようにする。
イ 一人一人の子どもが、快適に生活できるようにする。
ウ 一人一人の子どもの生理的欲求が、十分に満たされるようにする。
エ 一人一人の発育に応じて、はう、立つ、歩くなど、十分に体を動かす。
オ 一人一人の生活リズムに応じて、安全な環境の下で十分に午睡をする。
ア 一人一人の子どもが、自分の気持ちを安心して表すことができるようにする。
イ 一人一人の子どもが、快適に生活できるようにする。
ウ 一人一人の子どもの生理的欲求が、十分に満たされるようにする。
エ 一人一人の発育に応じて、はう、立つ、歩くなど、十分に体を動かす。
オ 一人一人の生活リズムに応じて、安全な環境の下で十分に午睡をする。
- A:ア B:イ C:エ
- A:ア B:ウ C:オ
- A:イ B:ア C:ウ
- A:イ B:エ C:ア
- A:ウ B:エ C:イ
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この過去問の解説 (3件)
01
正解はA:イ B:ア C:ウです。
養護とは子どもが心身ともに心地よいと感じる環境を整え、子ども自身が主体的に育つための援助を行うことです。
・「生命の保持」とは
寝る、食べる、過ごしやすい環境を整えるなどの援助を行い、子どもが健康で安全に生活できるようにすることです。
よって、
イ:一人一人の子どもが、快適に生活できるようにする。
ウ:一人一人の子どもの生理的欲求が、十分に満たされるようにする。
となります。
・「情緒の安定」とは
抱きしめる、受け入れるなど、子どもが落ち着いて過ごせるような援助を行うことです。
よって、
ア:一人一人の子どもが、自分の気持ちを安心して表すことができるようにする。
となります。
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02
正解は「A:イ B:ア C:ウ」です。
保育における養護とは子どもの生命の保持及び情緒の安定を図るために保育士等が行う援助や関わりです。
生命の保持(ねらい)に注目すると
ア 一人一人の子どもが、自分の気持ちを安心して表すことができるようにする
→下線部は情緒の事を指すため不適切と考えられます。
エ 一人一人の発育に応じて、はう、立つ、歩くなど、十分に体を動かす
オ 一人一人の生活リズムに応じて、安全な環境の下で十分に午睡をする
→適度な運動や休息、食事・排泄・着脱などのことは生命の保持の【ねらい】ではなく【内容】に記載されていますが、歩く立つなどについては書いてありません。また、午睡などの具体的な事は書いておらず「適切な休息」等の表現になっているため、エとオは不適切と考えられます。
上記を踏まえると回答はA:イ B:ア C:ウになります。
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03
正解は「A:イ B:ア C:ウ」です。
保育において養護は、子どもの生命の保持や心身共に安心して過ごすため、欠かせない関わりです。
「生命の保持」とは排泄や着替え、食事など基本的な生活習慣を子どもが身につけられるよう、保育士等が自立を援助することです。
「情緒の安定」とは、まだ上手く話せない子どもに寄り添い、その気持ちを感じ取ったり、代弁したり、安心して過ごせるように援助を行うことです。
したがって、
A:イ 一人一人の子どもが、快適に生活できるようにする。
B:ア 一人一人の子どもが、自分の気持ちを安心して表すことができるようにする。
C:ウ 一人一人の子どもの生理的欲求が、十分に満たされるようにする。
となります。
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