保育士の過去問
令和4年(2022年)前期
子ども家庭福祉 問16
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)前期 子ども家庭福祉 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
次の図は、子供の大学等進学率について示したものである。( A )~( C )にあてはまる事項の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
ア 生活保護世帯
イ ひとり親家庭
ウ 児童養護施設
ア 生活保護世帯
イ ひとり親家庭
ウ 児童養護施設
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この過去問の解説 (4件)
01
正解は3です。
ひとり親家庭では、ひとり親家庭のうち2人に1人程度が大学に進学しています。
生活保護世帯では、生活保護世帯のうち3人に1人程度が大学に進学しています。
児童養護施設では、児童養護施設のうち4人に1人程度が大学に進学しています。
児童養護施設で生活している子どもたちは、基本的に18歳になると退所しなければなりません。大学へ進学するための金銭面を考えると勉強したいという意思が強くなければ就職という選択肢をとる傾向にあります。
ちなみに生活保護世帯や児童養護施設は大学・短大進学よりも専修学校等に進学する割合が全世帯やひとり親家庭に比べて高くなっています。
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02
正解は「A:イ B:ア C:ウ」です。
「子供の貧困に関する指標の推移」(内閣府)資料の中に、子供の就職率(高等学校等卒業後)に関するものがあります。
それらをみていくと、以下のような数値になっています。
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〇児童養護施設-70.4%
〇生活保護世帯-44.3%
〇ひとり親家庭-33.0%
〇全世帯-18.4%
(平成28年のデータ。ひとり親家庭のみ平成23年)
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上記の数値より、大学進学に関して児童養護施設→生活保護世帯→ひとり親家庭→全世帯の順に多くなりそうだと推測でき、回答することができます。
生活保護世帯や児童養護施設・ひとり親家庭の子供は全世帯に比べて、大学・短大よりも専修学校等に進学する割合が高くなっていることも押さえておきましょう。
上記説明より、誤りです。
上記説明より、誤りです。
正解です。
上記説明より、誤りです。
上記説明より、誤りです。
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03
子供の貧困に関する指標の推移(平成30年 内閣府の資料)を確認しましょう
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子供の大学等(専修学校等も含む)進学率について
〇全世帯-73.0%
〇ひとり親家庭-58.5%
〇生活保護世帯-35.3%
〇児童養護施設-27.1%
(平成29年のデータ。ひとり親家庭のみ平成28年)
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子供の大学等進学率について
・生活保護世帯、児童養護施設、ひとり親家庭の子供の大学等進学率について、全世帯と比べて大きな差がります。
・全世帯と比べて、生活保護世帯、児童養護施設は、大学・短期大学よりも専修学校・各種学校に進学する割合が高くなっています。
上記のデータから以下のようになります。
A:イ(ひとり親家庭) B:ア(生活保護世帯)) C:ウ(児童養護施設)
不正解です。
不正解です。
正解です。
不正解です。
不正解です。
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04
正解は「A:イ B:ア C:ウ」です。
A:イ ひとり親家庭
B:ア 生活保護世帯
C:ウ 児童養護施設
大学進学にはとてもお金がかかります。奨学金制度が整いはじめ、大学への進学率は増えたように感じます。大学へ行って勉強をしたいという気持ちよりも、状況的にも早く就職をしてお金を稼ぎたいと思う人の方が多いと思います。
誤りです。
誤りです。
正解です。
誤りです。
誤りです。
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