保育士の過去問
令和4年(2022年)前期
子どもの保健 問11
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)前期 子どもの保健 問11 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、幼児期の言語の問題に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 3歳時点での発話が、単語5~6語で、二語文の表出がみられない場合には、言語発達の遅れを疑う。
B 選択性緘黙は、言語能力が正常であるにもかかわらず、家庭、保育所等どのような場面でも話をしない。
C 吃音は、大半は6歳までにみられる。
D 幼児期に吃音がある場合、成人になって言語能力が低い状態が続く。
E 音声チック症では、わいせつな言葉や社会的に受け入れられない言葉を発することがある。
A 3歳時点での発話が、単語5~6語で、二語文の表出がみられない場合には、言語発達の遅れを疑う。
B 選択性緘黙は、言語能力が正常であるにもかかわらず、家庭、保育所等どのような場面でも話をしない。
C 吃音は、大半は6歳までにみられる。
D 幼児期に吃音がある場合、成人になって言語能力が低い状態が続く。
E 音声チック症では、わいせつな言葉や社会的に受け入れられない言葉を発することがある。
- A:○ B:○ C:○ D:× E:○
- A:○ B:○ C:× D:○ E:×
- A:○ B:× C:○ D:× E:○
- A:× B:○ C:× D:○ E:○
- A:× B:× C:○ D:× E:×
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「3」です。
A→〇
3歳になると、子どもが理解する語彙数が急激に増加し、
日常生活での言葉のやり取りが不自由なく出来るようになると言われています。
そのため、単語のみしか発さない場合は、
言語発達の遅れを疑った方がよいでしょう。
B→×
「選択制緘黙」とは、特定の場面や人に対して
話すことが出来ないことです。そのため正解は×になります。
C→〇
「吃音」とは、話し言葉が滑らかに出ない発話障害のひとつです。
吃音は、幼児期(2~5歳)に出ることが多いと言われています。
D→×
吃音は成長と共に消えていくと言われているので、
成人になって影響が出るとは考えにくいと思われます。
E→〇
「音声チック症」とは、
本人の意思とは関係なく、発声を繰り返すことを言います。
わいせつな言葉や社会的に受け入れられない言葉を発することは、
汚言症という症状に当てはまります。
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02
正解は「3」です。
A:○ B:× C:○ D:× E:○
A:○です。
二語文とは「わんわん、いた」など2つの単語で出来ている文です。
B:×です。
選択制緘黙とは特定の場面や人物に対して話せなくなってしまう状態のことです。
どのような場面でも話をすることができない状態は全緘黙と呼ばれます。
C:○です。
6歳までに発症することがほとんどです。
D:×です。
吃音の8割ほどは自然に治るとされています。
E:○です。
音声チックの一種として、社会的に受け入れられない言葉を発することのある複雑性音声チックがあります。
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03
A:○
3歳では語彙が増えます。そのため単語が数個しか見られない場合、言語発達の遅れを疑います。
B:×
選択制緘黙は特定の場所などで話せなくなることです。
C:○
設問の通りです。
D:×
吃音は成長と共に治ることが多いです。
E:○
音声チック症とは本人の意思に関係なく言葉が発されます。そのなかにわいせつな言葉や社会的に受け入れられない言葉が発されることがあります。
誤りです。
誤りです。
正解です。
誤りです。
誤りです。
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