保育士の過去問
令和4年(2022年)前期
子どもの保健 問12
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)前期 子どもの保健 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、子どもの身体症状として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 感染症とは考えられない咳が続いている場合、音声チック症の可能性を考慮すべきである。
B 行動障害としての抜毛症は、子どもが容姿を気にして恥ずかしいと思うようになることにより解消することが多い。
C 夜尿への対処としては、夜間の排尿誘導が推奨される。
D DSM-5では、吃音も神経発達症の一部と考えられている。
E 身体の痛みは、精神的な要因によっては起こりえない。
A 感染症とは考えられない咳が続いている場合、音声チック症の可能性を考慮すべきである。
B 行動障害としての抜毛症は、子どもが容姿を気にして恥ずかしいと思うようになることにより解消することが多い。
C 夜尿への対処としては、夜間の排尿誘導が推奨される。
D DSM-5では、吃音も神経発達症の一部と考えられている。
E 身体の痛みは、精神的な要因によっては起こりえない。
- A:○ B:○ C:○ D:○ E:○
- A:○ B:× C:× D:○ E:×
- A:× B:○ C:○ D:× E:×
- A:× B:○ C:× D:× E:○
- A:× B:× C:× D:○ E:○
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この過去問の解説 (3件)
01
正解は「2」です。
A:○ B:× C:× D:○ E:×
A:○です。
感染症と考えられない咳払いのようなものが続く場合は音声チック症の可能性を考える必要があります。
B:×です。
抜毛症は不安やストレスが原因であることも多いので、恥ずかしさでより悪化する可能性もあります。
C:×です。
夜間に無理に起こすことで、尿量を減らす抗利尿ホルモンの分泌を妨げてしまうことになります。
D:○です。
DSM-5において神経発達症に分類されています。
E:×です。
慢性的に感じられる痛みの中には、不安やストレスにとって生じるものもあるとされています。
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02
答えは「2」です。
A→〇
音声チック症の症状は、
鼻をすする、奇声をあげたり、咳払い等が見られます。
症状の中に咳が含まれているので、
感染症とは考えにくい場合は
音声チック症の可能性も考えると良いと思います。
B→×
抜毛症とは、「本人が意識・無意識に関わらず、
自分の毛を抜いてしまう病気」です。
自分で抜毛に気付き、自覚することで止まる場合もありますが、
原因の解消が難しく、長期にわたる場合は治療をしていきます。
そのため、自分の意識だけで解消することだけでは
病気が治らないこともあるので、答えは×になります。
C→×
夜尿症とは「寝ている間に無意識に排尿してしまうこと」です。
おねしょも同じ症状ですが、夜尿症の場合は
「5歳を過ぎて1か月に1回以上の頻度で、
夜間睡眠中の尿失禁と認められるものが3か月以上続くこと」を指します。
対処法としては、カフェインの入った飲み物の接種を控えたり、
就寝前に排尿する習慣を身に付けるなど、生活習慣の見直しを行います。
他にも、薬物療法やアラーム療法があります。
D→〇
DSM-5とは「精神疾患の診断・統計マニュアル」の最新版を指します。
このマニュアルでは「吃音」は、神経発達障害の中の
『コミュニケーション障害』の1分類に明示されています。
E→×
ストレスや不安など、心理的・精神的な要因で
身体に痛みが生じることがあるため、答えは×になります。
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03
A:○
音声チック症とは社会的に受け入れられないような発言、咳払いなどが本人の意思に関係なく出る疾患です。
B:×
抜毛症とは本人の意識・無意識に関わらず髪の毛や眉毛などを抜いてしまうことです。不安やストレスなども原因として考えられるため、容姿を気にして恥ずかしいと思うことで悪化するかのせいもあります。
C:×
夜尿への対処として夜間の排尿誘導は適切ではありません。生活習慣の見直しなどを検討します。
D:○
設問の通りです。
E:×
ストレスや不安で腹痛が起きるなどがあります。
誤りです。
正解です。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
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