問題
【事例】
5歳の男児。思い通りにならないとかんしゃくがひどく、他児とのトラブルを起こしがちで、言葉の遅れもありそうなことを心配した両親に連れられ、児童精神科を受診したところ、自閉スペクトラム症( ASD )と診断された。病院で施行された発達検査でIQは95で、結果には検査項目により大きな凸凹があったと説明された。
【設問】
次のうち、この男児に関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A かんしゃくを起こさないように本人の思い通りにさせる。
B IQが95と正常域にあるので、特別な配慮は必要ない。
C かんしゃくに対しては本人に負けないような大きな声でその場で事情を説明する。
D 一日のスケジュールがわかるような絵を描いて説明する。
E 友達とトラブルが多いので、仲良くするように指導する。