保育士 過去問
令和4年(2022年)前期
問130 (子どもの食と栄養 問11)

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問題

保育士試験 令和4年(2022年)前期 問130(子どもの食と栄養 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文は、「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針~妊娠前から、健康なからだづくりを~解説要領」(令和3年:厚生労働省)の一部である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

・不足しがちな( A )を、「副菜」でたっぷりと
・鉄や( B )を多く含む食品を組み合わせて摂取に努める必要があります。
・( B )は、胎児の先天異常である( C )の予防のため、妊娠前から充分に摂取していることが大切です。
  • A:ビタミン・ミネラル  B:葉酸     C:神経管閉鎖障害
  • A:ビタミン・ミネラル  B:カルシウム  C:神経管閉鎖障害
  • A:ビタミン       B:葉酸     C:貧血
  • A:ミネラル       B:カルシウム  C:骨粗しょう症
  • A:ビタミン       B:カルシウム  C:貧血

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この過去問の解説 (3件)

01

答えは「」です。

A:ビタミン・ミネラル

日本人女性にとって

摂取量が不足しがちなビタミン・ミネラルとして、

葉酸が挙げられます。

葉酸は、胎児の先天異常である神経管閉鎖障害の予防のため、

鉄は酸素の運搬に必須のミネラルになるため、

妊娠前から意識して摂取する必要があります。

B:葉酸

葉酸を多く含む食品として、

玉露(日本茶の一種)・なばな・グリーンアスパラ

さつまいも・ほうれん草などが挙げられます。

C:神経管閉鎖障害

神経管閉鎖障害とは、

胎児の神経管ができる時に上手くつながらず

脳、脊椎、脊髄異常が生じてしまう

先天性異常のことです。

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02

正解は「1」です。

1 .A:ビタミン・ミネラル B:葉酸 C:神経管閉鎖障害

A:ビタミン・ミネラルです。

ここでいう副菜とは野菜、きのこ、海藻、いも類、豆類を主材料とする料理のことを指します。

B:葉酸です。

緑黄色野菜や藻類に多く含まれます。サプリメントを活用することも効果的です。

C:神経管閉鎖障害です。

神経管閉鎖障害は神経管ができる際に起きる先天性異常です。

神経管は妊娠がわかるより前にできるので、予防には妊娠前から葉酸を充分に摂取していることが大切になります。

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03

正解は

・不足しがちな( ビタミン・ミネラル )を、「副菜」でたっぷりと
・鉄や( 葉酸 )を多く含む食品を組み合わせて摂取に努める必要があります。
・( 葉酸 )は、胎児の先天異常である( 神経管閉鎖障害 )の予防のため、妊娠前から充分に摂取していることが大切です。

です。

選択肢1. A:ビタミン・ミネラル  B:葉酸     C:神経管閉鎖障害

A:ビタミン・ミネラル

各種ビタミン、ミネラルおよび食物繊維の供給源となる野菜、いも、豆類(大豆を除く)、きのこ、海藻などを主材料とする料理を副菜といいます。妊娠前から副菜でビタミン・ミネラルを摂ることが大切です。
 

B:葉酸 C:神経管閉鎖障害
妊娠前から妊娠初期にかけて、葉酸をしっかりとることで、胎児の神経管閉鎖障害の予防につながります。
神経管閉鎖障害には無脳症・二分脊椎・髄膜瘤などがあります。妊娠を知るのは神経管ができる時期よりも遅いため、妊娠を希望する女性は緑黄色野菜を積極的に摂取し、サプリメントも活用しながら葉酸を摂取することが推奨されています。
 

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