保育士の過去問
令和4年(2022年)前期
子どもの食と栄養 問17
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)前期 子どもの食と栄養 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」( 2019年:厚生労働省)における食物アレルギーに関する記述として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 離乳開始前の子どもが入園し、食物アレルギー未発症、食物未摂取という場合も多くあるため、保育所で初めて食べる食物がないように保護者と十分に連携する。
B 保育所における食物アレルギー対応の基本は、子どもが安全に保育所生活を送るという観点から、原因食品の「完全除去」か「解除」の両極で対応を進めるべきである。
C 除去していた食品を解除する際には、保護者からの口頭での申し出でよい。
D 原因物質を食べるだけでなく、吸い込むことや触れることも食物アレルギー発症の原因となるため、食事以外での食材を使用する時(小麦粉粘土等を使った遊び、豆まきなど)は、それぞれの子どもに応じた配慮が必要である。
A 離乳開始前の子どもが入園し、食物アレルギー未発症、食物未摂取という場合も多くあるため、保育所で初めて食べる食物がないように保護者と十分に連携する。
B 保育所における食物アレルギー対応の基本は、子どもが安全に保育所生活を送るという観点から、原因食品の「完全除去」か「解除」の両極で対応を進めるべきである。
C 除去していた食品を解除する際には、保護者からの口頭での申し出でよい。
D 原因物質を食べるだけでなく、吸い込むことや触れることも食物アレルギー発症の原因となるため、食事以外での食材を使用する時(小麦粉粘土等を使った遊び、豆まきなど)は、それぞれの子どもに応じた配慮が必要である。
- A:○ B:○ C:○ D:×
- A:○ B:○ C:× D:○
- A:○ B:× C:× D:○
- A:× B:○ C:× D:○
- A:× B:× C:○ D:×
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この過去問の解説 (2件)
01
答えは「2」です。
A:○
家庭で食べたことのない食材は
保育園で提供しないことになっています。
保護者に家庭で食べた食材を確認してから
園で提供するようにしています。
B:○
安全な給食提供の観念から
基本的には原因食品は「完全除去」になります。
C:×
解除する際も、
医師の診断が必要となり、
医師の指示に基づいた書類の提出が
必要となります。
保護者の自己判断では解除は出来ません。
D:○
アレルギーの食材に
触れたり、吸い込むだけで
発症する可能性もあるので、
配慮する必要があります。
例えば小麦アレルギーの子どもがいる場合は
小麦粉粘土ではなく米粉で粘土遊びをします。
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02
正解は「2」です。
2 .A:○ B:○ C:× D:○
A:○です。
家庭で食べたことの無い食品は、保育園で提供しないことが基本です。
B:○です。
安全が最優先なので、原因物質の完全除去か解除のどちらかが基本です。
C:×です。
医師の指示に基づいた書面での申請が必要です。
D:○です。
記述の通り、食べること以外の活動にも配慮します。
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