保育士の過去問
令和4年(2022年)後期
社会福祉 問14

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問題

保育士試験 令和4年(2022年)後期 社会福祉 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、相談援助の方法・技術とその説明として、適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  チームアプローチとは、専門職でチームを形成し目標に向かって、チームの強みを意識し、意図的に活用して支援することをいう。
B  社会福祉調査法は、社会福祉に関する実態(福祉ニーズや問題の把握)、社会福祉サービスや政策の評価、個別ケースにおける支援の効果測定などを目的とする調査の総称である。
C  ソーシャルアクションとは、支援の必要な状況であるにもかかわらず、それを認識していない、あるいは支援につながっていない利用者に対して、ソーシャルワーカーから援助につなげるためのはたらきかけを行うことである。
  • A:○  B:○  C:○
  • A:○  B:○  C:×
  • A:○  B:×  C:○
  • A:×  B:○  C:○
  • A:×  B:×  C:×

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この過去問の解説 (2件)

01

A:〇 適切な記述です。

チームアプローチとは、専門職でチームを形成し目標に向かって、

チームの強みを意識し、意図的に活用して支援することをいいます。

各専門職の様々な視点からサービス提供を行います。

B:〇 適切な記述です。

社会福祉調査法は、社会福祉に関する実態(福祉ニーズや問題の把握)、

社会福祉サービスや政策の評価、個別ケースにおける支援の

効果測定などを目的とする調査の総称です。

主に、介護施設や福祉施設などに現地調査を実施します。

C:× 不適切な記述です。

ソーシャルアクションとは、社会福祉制度やサービスの

改善・創設を促す援助技術のことをいいます。

社会福祉運営の改善を目指して、社会構造的の変化を

議会や行政機関へ働きかけます。

選択肢1. A:○  B:○  C:○

上記説明より、誤りです。

選択肢2. A:○  B:○  C:×

正解です。

選択肢3. A:○  B:×  C:○

上記説明より、誤りです。

選択肢4. A:×  B:○  C:○

上記説明より、誤りです。

選択肢5. A:×  B:×  C:×

上記説明より、誤りです。

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02

相談援助の方法・技術についての問題です。

選択肢をそれぞれ見ていきましょう。

A:○  

チームアプローチとは、専門職でチームを形成し目標に向かって、チームの強みを意識し、意図的に活用して支援することをいうので、正しいといえます。
 

B:○  

社会福祉調査法は、社会福祉に関する実態(福祉ニーズや問題の把握)、社会福祉サービスや政策の評価、個別ケースにおける支援の効果測定などを目的とする調査の総称なので、選択肢は正しいといえます。
 

C:×

ソーシャルアクションとは、社会制度やサービスの向上を目指して、行政機関などに直接働きかけることです。

 

支援の必要な状況であるにもかかわらず、それを認識していない、あるいは支援につながっていない利用者に対して、ソーシャルワーカーから援助につなげるためのはたらきかけを行うことはアウトリーチについての説明となるので不適切です。

選択肢2. A:○  B:○  C:×

正解です。

まとめ

何度か似たような問題が出題されています。

社会福祉援助技術は頻出の問題といえます。

過去問を繰り返し解いて、精度を高めましょう。

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