保育士の過去問
令和4年(2022年)後期
保育の心理学 問12
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)後期 保育の心理学 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、家族を理解する視点についての記述である。( A )~( C )にあてはまる用語の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。
家族を理解する視点の一つに( A )がある。( A )とは、家族の誕生から家族がなくなるまでの過程をたどる理論であり、そこには発達段階と発達課題がある。家族を理解するためのもう一 つの理論として( B )がある。家族はそれを構成する個人がいなければ成り立たないと同時に、社会との関わりをもたない家族も存在しない。このように、( B )では、多層的に積み重なって家族は存在し、互いに影響し合うという視点に立つ。一方、家族を多世代にわたって把握する方法として、三世代程度の家族の関係を図で表したものが( C )である。( C )からは、視覚的に家族の歴史を知ることで、家族に関する情報を得ることができる。
家族を理解する視点の一つに( A )がある。( A )とは、家族の誕生から家族がなくなるまでの過程をたどる理論であり、そこには発達段階と発達課題がある。家族を理解するためのもう一 つの理論として( B )がある。家族はそれを構成する個人がいなければ成り立たないと同時に、社会との関わりをもたない家族も存在しない。このように、( B )では、多層的に積み重なって家族は存在し、互いに影響し合うという視点に立つ。一方、家族を多世代にわたって把握する方法として、三世代程度の家族の関係を図で表したものが( C )である。( C )からは、視覚的に家族の歴史を知ることで、家族に関する情報を得ることができる。
- A:家族ライフプロセス論 B:家族バランス論 C:エコマップ
- A:家族ライフプロセス論 B:家族システム論 C:ジェノグラム
- A:家族ライフサイクル論 B:家族バランス論 C:エコマップ
- A:家族ライフサイクル論 B:家族システム論 C:ジェノグラム
- A:家族ライフサイクル論 B:家族バランス論 C:ジェノグラム
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この過去問の解説 (2件)
01
A:家族ライフサイクル論
結婚し、夫婦になり、子どもが生まれ、子どもが成長するにつれ
手が離れ、やがて家族を巣立ち、親は老後に向けて
準備をしていくという流れを、それぞれの段階に分け、
発達段階と発達課題を理解しようとするものを家族ライフサイクル論いいます。
よって、Aには家族ライフサイクル論が当てはまります。
B:家族システム論
家族システム論とは、家族を一つのシステムと考える理論です。
子どもに何か問題が生じた時に子ども個人の問題ととらえず、
家族のシステムに問題が生じたと考えます。
親から子へ影響を与えるだけでなく、子からも影響を与えていて
お互いが影響を与え合います。
よってBには、家族システム論が当てはまります。
C:ジェノグラム
ジェノグラムとは家族構成をわかりやすくした家系図のことをいいます。
よってCにはジェノグラムが当てはまります。
上記説明より、誤りです。
上記説明より、誤りです。
正解です。
上記説明より、誤りです。
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02
A:家族ライフサイクル論
家族ライフサイクル論とは、家族の誕生から家族がなくなるまでの過程をたどる中で、それぞれの段階に乗り越えらなければならない発達課題があると考える理論です。
よって、Aには家族ライフサイクル論が当てはまります。
B:家族システム論
家族の誰かに問題が発生した場合に、その個人だけに原因があるのではなく家族システム内に問題があると考える理論です。
家族はそれを構成する個人がいなければ成り立たないと同時に、社会との関わりをもたない家族も存在しません。
よってBには、家族システム論が当てはまります。
C:ジェノグラム
ジェノグラムとは三世代程度の家族の関係を図で表したものです。
家族内で起きた出来事等を視覚的に確認することができます。
よってCにはジェノグラムが当てはまります。
上記解説より、正解です。
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