保育士の過去問
令和4年(2022年)後期
保育の心理学 問11

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問題

保育士試験 令和4年(2022年)後期 保育の心理学 問11 (訂正依頼・報告はこちら)

次のうち、中年期に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  女性は閉経を迎えてエストロゲンの分泌が低下することにより、更年期障害と呼ばれる諸症状が現れやすい。
B  エリクソン(Erikson, E.H.)は、中年期の心理・社会的危機を「親密性対孤独」としている。
C  子どもの自立に伴い親役割の喪失が生じることで「空の巣症候群」が生じ、何をしてよいかわからなくなって無気力になったり、抑うつ状態になったりする場合がある。
D  自分とは何者であるのかに悩み、様々なものに取り組んで、初めてアイデンティティを模索する。
  • A:○  B:○  C:○  D:○
  • A:○  B:○  C:○  D:×
  • A:○  B:×  C:○  D:×
  • A:×  B:○  C:×  D:×
  • A:×  B:×  C:×  D:○

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この過去問の解説 (2件)

01

A:〇

女性は閉経を迎えてエストロゲンの分泌が低下することにより、

更年期障害と呼ばれる諸症状が現れやすいです。

B:×  

エリクソン(Erikson, E.H.)は、

中年期ではなく、成人期の心理・社会的危機を

「親密性対孤独」としているので不適切です。

C:〇

子どもの自立に伴い親役割の喪失が生じることで

「空の巣症候群」が生じ、何をしてよいかわからなくなって

無気力になったり、抑うつ状態になったりする場合があります。

D:× 

自分とは何者であるのかに悩み、様々なものに取り組んで、

初めてアイデンティティを模索するのは、思春期・青年期です。

選択肢1. A:○  B:○  C:○  D:○

上記説明より、誤りです。

選択肢2. A:○  B:○  C:○  D:×

上記説明より、誤りです。

選択肢3. A:○  B:×  C:○  D:×

正解です。

選択肢4. A:×  B:○  C:×  D:×

上記説明より、誤りです。

選択肢5. A:×  B:×  C:×  D:○

上記説明より、誤りです。

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02

A:〇

女性は閉経を迎えてエストロゲンの分泌が低下することにより、更年期障害と呼ばれる諸症状が現れやすくなります。

ホルモンバランスが崩れることにより、心身の不調が起こりやすくなります。

 

 

B:×  

中年期ではなく成人期です。

エリクソン(Erikson, E.H.)は、成人期の心理社会的危機を「親密性対孤独」と表しました。

 

 

C:〇

子どもが成長し自立することで、「空の巣症候群」が生じ、一種の喪失感や無気力になる場合があります。

 

 

D:× 

中年期ではなく、思春期・青年期です。

思春期・青年期になると、自分とは何者であるのかに悩み、様々なものに取り組んで、初めてアイデンティティを模索するようになります。

選択肢1. A:○  B:○  C:○  D:○

上記解説より、不正解です。

選択肢2. A:○  B:○  C:○  D:×

上記解説より、不正解です。

選択肢3. A:○  B:×  C:○  D:×

正解です。

選択肢4. A:×  B:○  C:×  D:×

上記解説より、不正解です。

選択肢5. A:×  B:×  C:×  D:○

上記解説より、不正解です。

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