保育士の過去問
令和4年(2022年)後期
保育の心理学 問15
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)後期 保育の心理学 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、仲間関係の発達に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 他者の期待に応える行動は同調と呼ばれ、学童期中期頃には同調の対象が親から仲間へと移行するが、学童期の終わり頃になると自律できるようになる。
B 気に入らない他児を仲間はずれにする、悪いうわさ話を流すなど仲間関係を操作することによって相手を傷つける攻撃は関係性攻撃と呼ばれる。
C チャムグループでは、同じ持ち物を持つなど「互いが同じであること」を確認し合う行動がよくみられる。
D ピアグループは同性の同年齢集団であり、異なった考えをもつ者がいることも認め、互いの意見をぶつけ合うことができるような関係であるという特徴がある。
A 他者の期待に応える行動は同調と呼ばれ、学童期中期頃には同調の対象が親から仲間へと移行するが、学童期の終わり頃になると自律できるようになる。
B 気に入らない他児を仲間はずれにする、悪いうわさ話を流すなど仲間関係を操作することによって相手を傷つける攻撃は関係性攻撃と呼ばれる。
C チャムグループでは、同じ持ち物を持つなど「互いが同じであること」を確認し合う行動がよくみられる。
D ピアグループは同性の同年齢集団であり、異なった考えをもつ者がいることも認め、互いの意見をぶつけ合うことができるような関係であるという特徴がある。
- A:○ B:○ C:× D:×
- A:○ B:× C:× D:○
- A:× B:○ C:○ D:○
- A:× B:○ C:○ D:×
- A:× B:× C:× D:○
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この過去問の解説 (2件)
01
A:×
学童期の終わり頃になると自律できるようになるという点が
誤りなのでAは不適切です。
B:〇
気に入らない他児を仲間はずれにする、悪いうわさ話を流すなど
仲間関係を操作することによって相手を傷つける攻撃は関係性攻撃と呼ばれています。
C:〇
チャムグループでは、同じ持ち物を持つなど「互いが同じであること」
を確認し合う行動がよくみられます。
中学生頃の女子中学生に多いです。
D:×
ピアグループは、男女混合で、互いに価値観や理想・夢などを
語り合う関係です。
同性の同年齢集団ではないのでDは不適切であることがいえます。
上記説明より、誤りです。
上記説明より、誤りです。
上記説明より、誤りです。
正解です。
上記説明より、誤りです。
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02
A:×
「学童期中期頃」ではなく、青年期です。
青年期になると、同調の対象が親から仲間へと移行されます。
B:○
自分の意思で仲間関係を操作したり、ダメージを与えることをして、他者を傷つける攻撃は関係性攻撃と呼ばれています。
C:○
チャムグループとは中学生前後の女子によくみられる特徴的な集団心理です。
「お互いが同じであること」というようにお互いの共通点を言葉で確かめ合うことが特徴です。
同調的な性質から、仲間はずれが起こりやすく、誰かを仲間はずれにすることで結束を強めることもあります。
D:×
ピアグループとは、お互いの価値観などの意見の違いを尊重し認め合う関係性のことです。
青年期以降によく見られます。
「同性の同年齢集団」という点が誤っています。
本肢が正解です。
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