保育士の過去問
令和4年(2022年)後期
子どもの保健 問9
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)後期 子どもの保健 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、睡眠に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 新生児は授乳リズムに応じて睡眠覚醒を繰り返しているが、月齢とともに次第に昼夜の区別が可能になる。
B 乳児は浅い眠りの時に夜泣きしやすい。
C 成長ホルモンは、入眠時、ノンレム睡眠の最も深い時に比較的多く分泌される。
D 睡眠リズムの調節と免疫機能の向上作用をもつメラトニンは、日中に比較的多く分泌される。
E 自閉症や情緒障害などで生体リズムが乱れることがあるが、特に睡眠リズムを改善させる必要はない。
A 新生児は授乳リズムに応じて睡眠覚醒を繰り返しているが、月齢とともに次第に昼夜の区別が可能になる。
B 乳児は浅い眠りの時に夜泣きしやすい。
C 成長ホルモンは、入眠時、ノンレム睡眠の最も深い時に比較的多く分泌される。
D 睡眠リズムの調節と免疫機能の向上作用をもつメラトニンは、日中に比較的多く分泌される。
E 自閉症や情緒障害などで生体リズムが乱れることがあるが、特に睡眠リズムを改善させる必要はない。
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。
新生児の発達と睡眠に関する理解と睡眠や、
障害のある子どもの睡眠についてです。
では、問題を見ていきましょう。
正解です。
新生児は昼夜の区別がつくのは生後3~4か月後とされています。
レム睡眠は眠りが浅く、成長ホルモンは入眠時に最も多く分泌され
メラトニンも夜間に多く分泌されます。
以上のことからも自閉症や情緒障害などは、睡眠のリズムが乱れやすいので、生活リズムを整えてあげることが大切です。
成長ホルモンは睡眠直後に現れるノンレム睡眠と関係しており、
深い眠りの時にホルモンが分泌されます。
レム睡眠の眠りが浅いときに夜泣きがしやすくなります。
メラトニンは夜間に多く分泌され、
成長ホルモンは睡眠直後に現れるノンレム睡眠と関係しており、
深い眠りの時に成長ホルモンが分泌されます。
新生児は昼夜の区別がつくのは生後、3~4か月後とされています。
レム睡眠の眠りが浅いときに夜泣きがしやすくなります。
メラトニンは夜間に多く分泌され、
成長ホルモンは睡眠直後に現れるノンレム睡眠と関係しており、
深い眠りの時に成長ホルモンが分泌されます。
新生児は昼夜の区別がつくのは生後3~4か月後とされています。
レム睡眠の眠りが浅いときに夜泣きがしやすくなります。
レム睡眠とノンレム睡眠の区別や、ホルモンの分泌について調べましょう。
また、睡眠のリズムは崩れやすく成長ホルモンの分泌に深く関係しています。
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02
子どもの睡眠に関する問題です。
一つ一つ選択肢をみていきましょう。
A 適切です。
新生児は生後4~6週間で、4時間起きて4時間眠るサイクルを繰り返します。
そして、生後4か月前後で昼夜サイクルに基づいて寝起きするようになります。
B 適切です。
乳児は眠りが浅く目覚めやすい上に、睡眠リズムも不規則になりやすいために夜泣きをし ます。
C 適切です。
成長ホルモンは、深く眠る熟睡状態(ノンレム睡眠)の時に分泌されます。
ノンレム睡眠:体も大脳も眠っている深い眠りの状態。昼寝もノンレム睡眠です。
レム睡眠:体は眠っているけれど、大脳が起きている状態。まぶたが動いたり、夢をみた りします。
D 不適切です。「日中」ではなく、「夜」です。
睡眠導入に必要で、睡眠を安定させるホルモン「メラトニン」は、暗い所で大量に分泌さ れ、明るい所では分泌が抑えられています。日中にたくさん太陽光を浴びることにより、 「メラトニン」は夜に大量に分泌されます。
E 誤りです。睡眠リズムは改善させる必要があります。
生体リズムは生活環境により崩れやすく、睡眠に大きな影響を与えます。
朝、太陽の光を浴びることで生体リズムは1時間早まると言われています。
これより、正解は「A:○ B:○ C:○ D:× E:×」です。
正解の選択肢です。
C・D・Eが誤りです。
Bが誤りです。
A・B・D・Eが誤りです。
A・B・C・Dが誤りです。
発達過程と新生児・乳児の睡眠、どんな時に夜泣きをするか、成長ホルモンの分泌、メラトニンの働きと分泌、睡眠リズム、レム睡眠、ノンレム睡眠などについて理解しておきましょう。
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