問題
食中毒は、その原因となる細菌やウイルスが( A )に付着し、体内へ侵入することによって発生します。食中毒を防ぐためには、細菌の場合は、細菌を( A )に「付けない」、( A )に付着した細菌を( B )、( A )や調理器具に付着した細菌を( C )という3つのことが原則となります。
この問題で覚えておく問題のポイントは感染症について知識です。
食中毒の三原則を覚えておくとよいです。
では、問題を見ていきましょう。
付着したウィルスを閉じ込めることでウィルスが体内で増殖し、
食中毒のリスクが高まります。
正解です。
しっかりと手洗いをして、十分加熱したものを食べるようにします。
調理器具を使い分けたり加熱、殺菌処理をします。
付着したウィルスを閉じ込めることでウィルスが体内で増殖し、
食中毒のリスクが高まります。
調理器具を使い分けたり加熱、殺菌処理をします。
しっかりと手洗いをし加熱処理をして食べることです。
食材自体に寄生虫がいる場合もあります。
調理器具を使い分けたり加熱、殺菌処理をします。
しっかりと手洗いすることも大切ですが、
食材自体に寄生虫がいる場合もあります。
付着したウィルスを閉じ込めることでウィルスが体内で増殖し、
食中毒のリスクが高まります。
調理器具を使い分けたり加熱、殺菌処理をします。
主な感染症について調べておきましょう。
「保育所における感染症ガイドライン」を見ておきましょう。
食中毒の問題はよく出題されています。
保育所での食中毒予防に関する問題です。
細菌性食中毒予防の3原則
食中毒は、その原因となる細菌やウイルスが食べ物に付着し、体内へ侵入することによって発生します。
細菌による食中毒を予防するためには、
・ 細菌を食べ物に「つけない」(洗う!分ける!)
・ 食べ物に付着した細菌を「増やさない」(低温で保存する!)
・ 食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」(加熱処理する!)
という3つのことが原則となります。
よって答えは、A:食べ物 B:「増やさない」 C:「やっつける」 となります。
ちなみに、ウイルス性食中毒予防には次の原則を適用します。
ウイルス性食中毒予防の4原則
ウイルスの場合は、食品中では増えないので、「増やさない」は、当てはまりません。ウイルスは、ごくわずかな汚染によって食中毒を起こしてしまいます。
ウイルスを食品に「つけない」を確実に実行するためには、調理者はもちろんのこと、調理器具、調理環境などの調理場全体がウイルスに汚染されていないことがきわめて重要になります。そのようなウイルスに汚染されていない調理環境をつくるには、調理場内にウイルスを「持ち込まない」、仮に持ち込んだとしても、それを「ひろげない」ことが大切です。
ウイルスによる食中毒を予防するためには、
・ ウイルスを調理場内に「持ち込まない」(健康状態の把握・管理!)
・ 食べ物や調理器具にウイルスを「ひろげない」(手洗い、定期的な消毒・清掃!)
・ 食べ物にウイルスを「つけない」(洗う!分ける!)
・ 付着してしまったウイルスを加熱して「やっつける」(加熱処理する!)
という4つのことが原則となります。
AとBが誤りです。
A:食べ物、B「増やさない」
正解の選択肢です。
BとCが誤りです。
B:「増やさない」、C:「やっつける」です。
AとCが誤りです。
A:食べ物、C:「やっつける」です。
A・B・Cともに誤りです。
A:食べ物、B:「増やさない」、C:「やっつける」です。
食中毒予防に関する原則を覚えておきましょう。