保育士の過去問
令和4年(2022年)後期
子どもの保健 問16
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)後期 子どもの保健 問16 (訂正依頼・報告はこちら)
次の【事例】を読んで、【設問】に答えなさい。
【事例】
Kちゃん(4歳、女児)が、母親と一緒に保育所に登園してきました。「おはよう」と保育士が声をかけましたが、母親のそばから離れようとせず、いつもの様子と少し違います。確認のために熱を測ったら、腋窩温で37.3℃でした。Kちゃんの平熱は36.5℃です。
【設問】
次のうち、保育士の対応として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 母親に昨日の帰宅から今朝までの様子を聞き、連絡帳を確認した。
B 子どもがぐずっていないので、登園時の全身状態の観察は行わなくてよいこととした。
C 現段階では発熱の状態とは言えないので、保育を行うこととした。
D 母親から解熱剤を預かり、38℃以上に発熱したら飲ませることを母親と確認した。
E 保育を開始する前に緊急時の連絡先を保護者に確認するが、保護者側の事情で連絡を受けにくい状況が起こる場合は保護者から保育所に連絡をいれるよう依頼した。
【事例】
Kちゃん(4歳、女児)が、母親と一緒に保育所に登園してきました。「おはよう」と保育士が声をかけましたが、母親のそばから離れようとせず、いつもの様子と少し違います。確認のために熱を測ったら、腋窩温で37.3℃でした。Kちゃんの平熱は36.5℃です。
【設問】
次のうち、保育士の対応として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 母親に昨日の帰宅から今朝までの様子を聞き、連絡帳を確認した。
B 子どもがぐずっていないので、登園時の全身状態の観察は行わなくてよいこととした。
C 現段階では発熱の状態とは言えないので、保育を行うこととした。
D 母親から解熱剤を預かり、38℃以上に発熱したら飲ませることを母親と確認した。
E 保育を開始する前に緊急時の連絡先を保護者に確認するが、保護者側の事情で連絡を受けにくい状況が起こる場合は保護者から保育所に連絡をいれるよう依頼した。
- A:○ B:○ C:○ D:○ E:×
- A:○ B:× C:○ D:× E:○
- A:○ B:× C:× D:○ E:○
- A:× B:○ C:○ D:× E:○
- A:× B:○ C:× D:○ E:×
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この過去問の解説 (3件)
01
登園時にいつもと異なる様子が見られる児に対する対処法が問われています。
「保育所保育指針第3章
1 子どもの健康支援 (1)子どもの健康状態並びに発育及び発達状態の把握 をご覧ください。
イ 保護者からの情報とともに、登所時及び保育中を通じて子どもの状態を観察し、何らかの疾病が疑われる状態や傷害が認められた場合には、保護者に連絡するとともに、嘱託医と相談するなど適切な対応を図ること。看護師等が配置されている場合には、その専門性を生かした対応を図ること。」を踏まえて、一つ一つの選択肢を考えていきましょう。
A 適切です。
保護者からの情報をもとに登所時及び保育中の子どもの状態を観察します。
B 不適切です。
保護者からの情報をもとに登所時及び保育中の子どもの状態を観察します。
ぐずりに関係なく、児の観察をします。
C 適切です。
発熱の状態とは、4歳児の場合、体温が37.5℃を超えた場合を指します。
D 不適切です。
下熱剤の服用には医師の指示が必要です。
E 適切です。
保護者との連絡が取りにくい場合は保護者から保育園へ連絡をしていただくようにします。
児の容態によっては保護者連絡が必要です。
保護者への連絡が必要な場合は、38℃以上の発熱がある、元気がなく機嫌が悪い 、咳で眠れず目覚める 、 排尿回数がいつもより減っている 、 食欲なく水分がとれない などとされています。
これより正解は、「A:○ B:× C:○ D:× E:○」です。
B・D・Eが誤りです。
正解の選択肢です。
CとDが誤りです。
AとBが誤りです。
A・B・C・D・Eのすべてが誤りです。
「保育所保育指針第3章
1 子どもの健康支援 (1)子どもの健康状態並びに発育及び発達状態の把握 に目を通して内容の理解に努めましょう。
また、 hoiku02_0003.pdf (mhlw.go.jp)にアクセスして、発熱時の対応について表を参照しましょう。
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02
この問題のポイントは以下のとおりです。
・Kちゃんがいつもの様子が違うところ
・平熱より高めであること
以上のことから家庭での様子を聞いたり、
体調が悪くなった時の緊急連絡先を確認しておくことが考えられます。
では問題を見ていきましょう。
・保育所保育指針第3章
(1)子どもの健康支援イを確認してください。
家庭での様子を聞き、家庭と連携を取ります。
・保育所保育指針第3章子どもの健康支援(3)疾病等
への対応を確認してください。
医師の診断および指示による薬に限定します。
・緊急時の連絡先を保護者に確認することが大切です。
適切です。
・保育所で様子を見ることは適切です。
・・保育所保育指針第3章子どもの健康支援(3)疾病等
への対応を確認してください。
医師の診断および指示による薬に限定します。
・保育所で様子を見ることは適切です。
・保育所保育指針第3章
(1)子どもの健康支援イを確認してください。
家庭での様子を聞き、家庭と連携を取ります。
・家庭での様子を聞くことは大切です。
・保育所保育指針第3章
(1)子どもの健康支援イを確認してください。
・保育所で様子を見ることは適切です。家庭での様子を聞き、
家庭と連携を取ります。
・保育所保育指針第3章
(1)子どもの健康支援イを確認してください。
家庭での様子を聞き、家庭と連携を取ります。
・保育所保育指針第3章子どもの健康支援(3)疾病等への対応を確認してください。
医師の診断および指示による薬に限定します。
・緊急時の連絡先を保護者に確認することが大切です。
日ごろから家庭と連携しておくこと。
子どもの様子を観察し、
いつもと様子が違うことがあればさらに、
家庭と連携することが大切です。
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03
A:適切です。
B:不適切です。登園時の全身状態の観察は、子どもの体調・機嫌の良し悪しに関わらず行います。
C:適切です。
D:不適切です。医師からの診断がない限り、解熱剤等の薬を預かることはしません。
E:適切です。
上記説明のとおり、誤りです。
上記説明のとおり、正解です。
上記説明のとおり、誤りです。
上記説明のとおり、誤りです。
上記説明のとおり、誤りです。
正解は、A:〇、B:×、C:〇、D:×、E:〇 です。
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