保育士の過去問
令和4年(2022年)後期
子どもの食と栄養 問15
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)後期 子どもの食と栄養 問15 (訂正依頼・報告はこちら)
次の文は、五節句と行事食に関する記述である。適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 人日(じんじつ)の節句は、七草の節句ともいい、くず、ききょう、ふじばかま、おみなえし、なでしこ、はぎ、おばなの七草を入れた粥(かゆ)を食べる。
B 上巳(じょうし/じょうみ)の節句は、桃の節句ともいい、女児の成長を祝い、桃の花、白酒、ひなあられ、菱餅などをひな壇にそなえる。
C 端午(たんご)の節句は、男児の成長を祝い、ちまき、柏餅などを食べる。
D 重陽(ちょうよう)の節句は、かぼちゃ、小豆粥(あずきがゆ)などを食べる。
A 人日(じんじつ)の節句は、七草の節句ともいい、くず、ききょう、ふじばかま、おみなえし、なでしこ、はぎ、おばなの七草を入れた粥(かゆ)を食べる。
B 上巳(じょうし/じょうみ)の節句は、桃の節句ともいい、女児の成長を祝い、桃の花、白酒、ひなあられ、菱餅などをひな壇にそなえる。
C 端午(たんご)の節句は、男児の成長を祝い、ちまき、柏餅などを食べる。
D 重陽(ちょうよう)の節句は、かぼちゃ、小豆粥(あずきがゆ)などを食べる。
- A:○ B:○ C:× D:×
- A:○ B:× C:× D:○
- A:× B:○ C:○ D:○
- A:× B:○ C:○ D:×
- A:× B:× C:○ D:○
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この過去問の解説 (3件)
01
五節句と行事食に関する問題です。下記五節句とその行事食について確認しておきましょう。
・人日の節句…1月7日
・桃(上巳)の節句…3月3日
・端午の節句…5月5日
・七夕の節句…7月7日
・重陽の節句…9月9日
A:不適切です。
人日(じんじつ)の節句は、「春の七草」の節句であり、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろです。
選択肢に記載されている、くず、ききょう、ふじばかま、おみなえし、なでしこ、はぎ、おばなの七草は、秋の七草です。
B:適切です。
C:適切です。
D:不適切です。重陽の節句は9月9日であり、菊の節句ともいわれています。
かぼちゃ、小豆粥(あずきがゆ)などを食べる習慣があるのは、冬至です。
上記説明により、誤りです。
上記説明により、誤りです。
上記説明により、誤りです。
上記説明により、正解です。
上記説明により、誤りです。
正解は「A:× B:○ C:○ D:×」です。
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02
五節句と行事食に関する問題です。五節句とは一般に次の通りです。
1月7日 人日(じんじつ)の節句
3月3日 上巳(じょうし/じょうみ)の節句
5月5日 端午(たんご)の節句
7月7日 七夕(たなばた)の節句
(笹を用いて行事をすること、短冊に願い事を書いて星に祈ることから、「笹の節句/星まつり」とも呼ばれています。無病息災を祈り、そうめんを食べます。)
9月9日 重陽(ちょうよう)の節句
A 不適切です。
人日(じんじつ)の節句は、七草の節句ともいい、新年最初の節句です。七草粥を食べ、邪 気を払い、無病息災を祈ります。お正月のお雑煮やおせちを食べて疲れた胃腸を休める意味もあります。七草には春の七草である、せり、なすな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)の七種類の草を入れます。
ちなみに、くず、ききょう、ふじばかま、おみなえし、なでしこ、はぎ、おばな(すすき)の七種類の花は秋の七草です。
B 適切です。
上巳(じょうし/じょうみ)の節句は、桃の節句ともいい、女児の成長を祝い、桃の花、白酒、ひなあられ、菱餅などをひな壇にそなえる。また地方によっては、ちらし寿司やハマグリのお吸い物を食べます。俗にいう「ひな祭り」です。
C 適切です。
端午(たんご)の節句は、男児の成長を祝い、ちまき、柏餅などを食べます。兜・五月人形・こいのぼりを飾ります。菖蒲の節句とも言い、菖蒲湯につかって無病息災を祈ります。国民の祝日、「こどもの日」になっています。
D 不適切です。
重陽(ちょうよう)の節句は、日本では菊の作季節であったことから菊の節句とも呼ばれます。菊を用いて無病息災や長寿を願います。陰陽思想では奇数は縁起のよい陽数とされ、9月9日は最も大きい奇数が重なることから、重陽の節句と呼ばれています。菊花酒(長寿を願う)・栗ご飯やナス料理(秋の収穫を祝う)を食べます。
ちなみに、かぼちゃ(これから迎える冬に向けて栄養をつける意)、小豆粥(あずきがゆ(邪気を払いよい運を呼び込む意)などを食べるのは、「冬至の日」です。
これから、正解は「A:× B:○ C:○ D:×」です。
AとCが誤りです。
A・B・C・Dのすべてが誤りです。
Dが誤りです。
正解の選択肢です。
BとDが誤りです。
主な節句と由来、行事食を表に整理して覚えておきましょう。
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03
この問題で覚えておくポイントは以下の通りです。
節句と行事色について調べてみましょう。
では、問題を見ていきましょう。
人日(じんじつ)の節句は七草の節句ともいい、
なずな・せり・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・
すずな・すずしろの七草を入れた粥を食べます。
5月5日は子どもの日とされ、
男の子の健やかな成長と幸福を願ってお祝いする行事です。
人日(じんじつ)の節句は七草の節句ともいい、
なずな・せり・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・
すずな・すずしろの七草を入れた粥を食べます。
上巳の節句は桃が咲く時期と重なるので桃の節句と呼ばれています。
5月5日は子どもの日とされ、
男の子の健やかな成長と幸福を願ってお祝いする行事です。
重陽の節句は菊や栗の節句とも呼ばれることから、
菊酒・栗ご飯・なす料理などを食べます。
重陽の節句は菊や栗の節句とも呼ばれることから、
菊酒・栗ご飯・なす料理などを食べます。
正解です。
人日(じんじつ)の節句は七草の節句ともいい、
なずな・せり・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・
すずな・すずしろの七草を入れた粥を食べます。
上巳の節句は桃が咲く時期と重なるので桃の節句と呼ばれています。
5月5日は子どもの日とされ、
男の子の健やかな成長と幸福を願ってお祝いする行事です。
重陽の節句は菊や栗の節句とも呼ばれることから、
菊酒・栗ご飯・なす料理などを食べます。
上巳の節句は桃が咲く時期と重なるので桃の節句と呼ばれています。
重陽の節句は菊や栗の節句とも呼ばれることから、
菊酒・栗ご飯・なす料理などを食べます。
聞きなれない行事もあると思いますが、
節句について調べ覚えてみましょう。
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