問題
子どもが自らの感覚や体験を通して、( A )としての食材や食の循環・環境への意識、調理する人への( B )が育つように、子どもと調理員等との関わりや、調理室など食に関わる( C )に配慮すること。
「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」 2「食育の推進」は、
(1)保育所の特性を生かした食育、(2)食育の環境の整備等によって構成されています。
この問題は、(2)食育の環境の整備等(ア)に関する問題です。
ア 子どもが自らの感覚や体験を通して、自然の恵みとしての食材や食の循環・環境への意識、調理する人への感謝の気持ちが育つように、子どもと調理員等との関わりや、調理室など食に関わる保育環境に配慮すること。
上記説明により、誤りです。
上記説明により、誤りです。
上記説明により、誤りです。
上記説明により、誤りです。
上記説明により、正解です。
正解は、「A:自然の恵み B:感謝の気持ち C:保育環境」です。
「保育所保育指針」第3章「健康及び安全」の2「食育の推進」をご覧ください。
「ア 子どもが自らの感覚や体験を通して、自然の恵みとしての食材や食の循環・環境への意識、調理する人への感謝の気持ちが育つように、子どもと調理員等との関わりや、調理室など食に関わる保育環境に配慮すること。」とあります。
(解説)
自然の恵みとしての食材について、様々な体験を通して意識し、生産から消費までの一連の食の循環や、食べ物を無駄にしないことについての配慮などに意識をもてるよう、様々な食材に触れる機会を計画的に保育に取り入れていくことが重要である。例えば、野菜などの栽培や収穫を通して、食べ物が土や雨、太陽の光などによって育つことに気付いていくことや、毎日運ばれてくる野菜や果物、肉や魚などの食材を日々の 生活の中で目にしたり、触れたりする機会などを通して、子どもは自ら の感覚で食材や食の環境を意識するようになる。また、育てた食材で調 理活動を行うことや調理過程の一部を手伝うこと等の体験を通して、調理室における調理の様子をうかがい知ったり、調理員等と一緒に食べたりする経験などを通じて、食材や調理する人への感謝の気持ち、生命を 大切にする気持ちなどが育まれていく。
保育において、こうした体験を、友達、保育士、調理員、栄養士、保護者、地域の人々など、様々な人との関わりを通じて行えるよう工夫することが大切である。また、食事に向けて食欲がわくように、保育所における一日の活動のバランスに配慮していくことも重要である。
さらに、情緒の安定のためにも、ゆとりある食事の時間を確保し、食事をする部屋が温かな親しみとくつろぎの場となるように、採光やテー ブル、椅子、食器、スプーンや箸など食具等、環境の構成に配慮することが大切である。
このように、保育所の食育においては、食に関する人的及び物的な保育環境の構成に配慮することが必要である。
これより、A.自然の恵み、B,感謝の気持ち、C.保育環境 があてはまります。
A・B・Cともに誤りです。
A.自然の恵み、B,感謝の気持ち、C.保育環境 があてはまります。
BとCが誤りです。
B,感謝の気持ち、C.保育環境 があてはまります。
AとCが誤りです。
A.自然の恵み、C.保育環境 があてはまります。
AとBが誤りです。
A.自然の恵み、B,感謝の気持ち があてはまります。
正解の選択肢です。
「保育所保育指針」(厚生労働省)に目を通しておきましょう。
「保育所保育指針解説」(厚生労働省)によって内容を理解しておきましょう。
この問題のポイントは以下の通りです。
食を営む力、食に関わる体験の積み重ね、食育の環境整備などです。
では、問題を見ていきましょう。
食に関わる体験の積み重ねです。
・食育の推進であるので、環境に配慮します。
食に関わる体験の積み重ねです。
・調理してくれる人にどんな気持ちを持つとよいでしょうか?
食育の推進であるので、環境に配慮します。
食育の推進であるので、環境に配慮します。
食に関わる体験の積み重ねです。
・調理してくれる人にどんな気持ちを持つとよいでしょうか?
適切です。
保育所保育指針を見ておきましょう。