保育士の過去問
令和4年(2022年)後期
子どもの食と栄養 問17
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問題
保育士試験 令和4年(2022年)後期 子どもの食と栄養 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、食中毒の原因菌とその主な原因食品の組み合わせとして、最も適切なものを一つ選びなさい。
- サルモネラ菌 ――――――― はちみつ
- ノロウィルス ――――――― 卵焼き
- 腸管出血性大腸菌 ――――― 缶詰
- ボツリヌス菌 ――――――― 鮭の塩焼き
- ウェルシュ菌 ――――――― カレーなどの大量加熱調理品
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題のポイントは以下のとおりです。
代表的な食中毒を覚えましょう。
では、問題を見ていきましょう。
はちみつではなく、卵です。
卵焼きではなく、牡蠣を含む二枚貝です。
缶詰ではなく、牛肉、レバーです。
鮭の塩焼きではなく、はちみつです。
正解です。
ウェルシュ菌は、人間の体内の中や牛、豚、魚が保有していることが多いため、汚染された材料を使った料理、とくにカレーやシチューなど大量調理したものには注意が必要です。
代表的な食中毒と食べ物を結びつけて覚えておきましょう。
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02
食中毒の原因菌とその主な原因食品の組み合わせを問う問題です。
「はちみつ」「十分な加熱」など、頻出のキーワードとあわせて確認しましょう。
不適切です。
サルモネラ菌は、肉や卵に付着している菌です。
不適切です。
ノロウィルスは、加熱不十分な二枚貝に付着しています。また、感染者の糞尿や吐物などから出たウィルスが体内に入ることで感染することもあり、保育所等において集団感染しやすいウィルスです。
不適切です。
腸管出血性大腸菌は、加熱不十分な肉(特に内臓肉)に付着しています。
不適切です。
ボツリヌス菌は、土壌や海、湖、川などの泥砂中に分布している菌です。
ハチミツは乳児ボツリヌス症の原因食品であるため、1歳未満の乳児に与えてはいけません。
適切です。
正解は「ウェルシュ菌 ― カレーなどの大量加熱調理品」です。
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03
食中毒の原因菌とその主な原因食品に関する問題です。
1, サルモネラ菌:人をはじめ、牛・豚・鶏などの家畜の腸内、川や下水にも生息しています。原因食品は、食肉や卵です。
2, ノロウィルス:口から人体に入り、小腸で増殖し、便や嘔吐物から大量に排出されます。ノロウィルスを蓄積したカキなどの二枚貝を食して感染する場合と、ノロウイルスに感染した人が調理をしたものを食べて感染する場合があります。
3, 腸管出血性大腸菌:初夏から初秋にかけて注意が必要です。気温が低い時期にも食中毒が 発生することがあります。動物の腸内に生息しており、汚染された食肉・その加工品であるハンバーグやソーセージ・飲料水を飲食することで食中毒を発症します。
4.ボツリヌス菌:土壌・水や魚・哺乳動物の腸内に広く分布して、強い毒素
があります。
熱には比較的弱いです。
缶詰など酸素の少ない食品や辛子レンコン・はちみつなどが原因食品です。
5. ウェルシュ菌:土や水の中、健康な人や動物の腸内に生息しています。牛・鶏・魚が主な原因食品です。
大量に調理した給食や長期保存した食品の中で君は増殖し、それを食べることで発症します。
酸素(空気)がない所でも増殖するので注意が必要です。
1.サルモネラ菌・・・・・・・食肉・卵
2.ノロウィルス・・・・・・・カキなどの二枚貝
3.腸管出血性大腸菌・・・・・食肉・ソーセージなどの加工品・飲料水
4.ボツリヌス菌・・・・・・・缶詰・はちみつ
5.ウェルシュ菌・・・・・・・カレーなどの大量加熱調理品
誤りです。
サルモネラ菌:原因食品は、食肉や卵です。
誤りです。
ノロウィルス:原因食品は、カキなどの二枚貝です。
誤りです。
腸管出血性大腸菌:原因食品は食肉・ソーセージなどの加工品・飲料水です。
誤りです。
ボツリヌス菌:原因食品は缶詰・はちみつです。
正解の選択肢です。
主な食中毒の原因菌と特徴・その主な原因食品・潜伏期間・症状・予防方法について、表にして整理しておきましょう。
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