保育士の過去問 令和5年(2023年)前期 子ども家庭福祉 問16
この過去問の解説 (2件)
正解は「1年」です。
児童自立支援施設の入所が最も多いのは中学生です。
入所となった要因が解消されれば退所となるので、比較的短期間のケースが多いようです。
各選択肢については以下の通りです。
正解です。
入所経路は、家庭の次に家庭裁判所の決定による入所が多くなっています。
在所期間が平均2年なのは、児童心理治療施設です。
ファミリーホームの平均在所期間は3.6年です。
里親の平均委託期間は4.5年です。
児童養護施設の平均在所期間は5.2年です。
児童自立支援施設は社会性に問題を抱えた子どもたちが入所します。
その問題が解消されれば、短期間でも退所となります。
乳児院も平均在所期間は1.4年ですが
これは家庭に戻る子どもたちよりも、
児童養護施設に措置切り替えとなるケースが多いようです。
本問題は、厚生労働省が公表している「児童養護施設入所児童等調査の概要」の児童の委託(在所)期間に関する問題です。
問題文では、「児童自立支援施設入所児の在所期間の平均」について問われていますので、確認しておきましょう。
児童自立支援施設の在所期間の平均は、1.1年でしたので、適切です。
ちなみに前回(平成25年調査)は0.9年でした。
児童自立支援施設の在所期間の平均は、1.1年でしたので、不適切です。
ちなみに平均期間2年に近いのは、児童心理治療施設で2.2年です。
児童自立支援施設の在所期間の平均は、1.1年でしたので、不適切です。
ちなみに3年に近いのは、ファミリーホームで3.6年です。
児童自立支援施設の在所期間の平均は、1.1年でしたので、不適切です。
ちなみに4年に近いのは、里親で4.5年です。
児童自立支援施設の在所期間の平均は、1.1年でしたので、不適切です。
ちなみに5年に近いのは、児童養護施設で5.2年です。
本問題は、「児童養護施設入所児童等調査の概要」における「児童自立支援施設入所児の在所期間の平均」を問われている問題でした。
「児童養護施設入所児童等調査の概要」を見てみますと、委託(在所)期間は、「1年未満」が多く、期間が長くなるほど児童数は減っていきます。
また、前回の平成25年の調査に比べ、各施設の平均委託(在所)期間が長くなっているところもポイントとして確認しておきましょう。
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