保育士の過去問
令和5年(2023年)前期
保育の心理学 問6
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問題
保育士試験 令和5年(2023年)前期 保育の心理学 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、心の理論に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
A 心の理論とは、他者の行動からその背後にある心的状態を推測し、その次の行動を予測するための理論である。
B 誤信念課題は、他者が現実とは異なり誤った信念を有していることが理解できるかについて調べる課題である。
C 誤信念課題の正答の経緯をみると、3歳頃までは正答できず、4、5歳頃に正答できるようになる。
D 心の理論とは、他者の心がわかる行動心理学を利用した読心術のようなことを意味している。
A 心の理論とは、他者の行動からその背後にある心的状態を推測し、その次の行動を予測するための理論である。
B 誤信念課題は、他者が現実とは異なり誤った信念を有していることが理解できるかについて調べる課題である。
C 誤信念課題の正答の経緯をみると、3歳頃までは正答できず、4、5歳頃に正答できるようになる。
D 心の理論とは、他者の心がわかる行動心理学を利用した読心術のようなことを意味している。
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この過去問の解説 (2件)
01
A:○
心の理論とは、他者の行動からその背後にある心的状態を推測し、その次の行動を予測するための理論のことです。
B:○
誤信念課題は、他者が現実とは異なり誤った信念を有していることが理解できるかについて調べる課題のことです。
C:○
誤信念課題の正答の経緯をみると、3歳頃までは正答できず、4、5歳頃に正答できるようになります。
誤信念課題とは、相手の立場や気持ちになり相手の心や行動を読む能力のことです。
D:×
読心術とは、顔の表情などを通して、直観によって相手の心の中を読み取る術のことなので不適切です。
心の理論とは、他者の行動からその背後にある心的状態を推測し、その次の行動を予測するための理論のことです。
正解です。
心の理論は保育士試験で例年出題されています。
人物と結びつけて、是非覚えておきたいところです。
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02
心の理論とは、他人の考えや思いを理解する能力のことを指した、乳幼児を対象とした発達心理学の研究です。
この問題を通じて、心の理論を理解しましょう。
Aの記述に関して、心の理論とは、他人の考えや思いを理解する能力のことです。したがって、Aの解答は〇です。
Bの記述に関して、誤信念課題とは、他人の考えや思いを理解する能力を獲得できているのかを調べる実験のことを指します。したがって、Bの解答は〇です。
Cの記述にある、誤信念課題の正答の経緯は、4,5歳ごろに正答し始めると言われています。そのため、Cの解答は〇です。
Dの記述にある、心の理論とは、他者の行動をみて、他者がどの状態にあるのかを推測する能力です。
問題文にある「読心術」は、他者の表情や行動から相手の考えを読み取ることをいいますので、心の理論とは違います。したがって、Dの解答は×です。
以上のことから、「A:〇 B:〇 C:〇 D:×」となります。
そのことから、本選択肢は不適切です。
Aの心の理論とは、他人の考えや思いを理解する能力のことなので、解答は〇です。
Bの誤信念課題とは、他人の考えや思いを理解する能力を獲得できているのかを調べる実験のことなので、解答は〇です。
Cの誤信念課題の正答の経緯は、4,5歳ごろに正答し始めると言われているため、解答は〇です。
Dの読心術は、他者の表情や行動から相手の考えを読み取ることをいうため、心の理論とは違います。したがって、Dの解答は×です。
以上のことから、「A:〇 B:〇 C:〇 D:×」となるため、本選択肢は適切です。
Aの心の理論とは、他人の考えや思いを理解する能力のことなので、解答は〇です。
Bの誤信念課題とは、他人の考えや思いを理解する能力を獲得できているのかを調べる実験のことなので、解答は〇です。
Cの誤信念課題の正答の経緯は、4,5歳ごろに正答し始めると言われているため、解答は〇です。
Dの読心術は、他者の表情や行動から相手の考えを読み取ることをいうため、心の理論とは違います。したがって、Dの解答は×です。
以上のことから、「A:〇 B:〇 C:〇 D:×」となるため、本選択肢は不適切です。
Aの心の理論とは、他人の考えや思いを理解する能力のことなので、解答は〇です。
Bの誤信念課題とは、他人の考えや思いを理解する能力を獲得できているのかを調べる実験のことなので、解答は〇です。
Cの誤信念課題の正答の経緯は、4,5歳ごろに正答し始めると言われているため、解答は〇です。
Dの読心術は、他者の表情や行動から相手の考えを読み取ることをいうため、心の理論とは違います。したがって、Dの解答は×です。
以上のことから、「A:〇 B:〇 C:〇 D:×」となるため、本選択肢は不適切です。
Aの心の理論とは、他人の考えや思いを理解する能力のことなので、解答は〇です。
Bの誤信念課題とは、他人の考えや思いを理解する能力を獲得できているのかを調べる実験のことなので、解答は〇です。
Cの誤信念課題の正答の経緯は、4,5歳ごろに正答し始めると言われているため、解答は〇です。
Dの読心術は、他者の表情や行動から相手の考えを読み取ることをいうため、心の理論とは違います。したがって、Dの解答は×です。
以上のことから、「A:〇 B:〇 C:〇 D:×」となるため、本選択肢は不適切です。
この問題では、心の理論について問われていました。
問題文にある誤信念課題には、標準語信念課題、第二次誤信念課題、非言語誤信念課題など種類がありますので、合わせて内容を理解しておきましょう。
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