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保育士の過去問 令和5年(2023年)前期 保育の心理学 問16

問題

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次のうち、日本の家族・家庭に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  「2019年国民生活基礎調査」(厚生労働省)によると、1世帯あたりの平均構成人数は減少傾向にあり、三世代世帯は減少し、単独世帯は増加している。
B  「2019年国民生活基礎調査」(厚生労働省)によると、近年は核家族世帯のうち、「夫婦と未婚の子のみの世帯」は減少している。
C  家族の定義は、情緒面での満足といった安らぎや癒しを求めるものから、血縁や婚姻などによるつながりを重視するものへと変化してきた。
D  日本の高齢者の社会的ネットワークの特徴は、家族、親族、子どもが中心的な位置を占めているが、今後は家族・親族関係だけに頼らない、関係性を相対化できる社会的な広がりを持つことが必要である。
   1 .
A:○  B:○  C:×  D:○
   2 .
A:○  B:×  C:○  D:○
   3 .
A:○  B:×  C:×  D:×
   4 .
A:×  B:○  C:×  D:○
   5 .
A:×  B:×  C:○  D:×
( 保育士試験 令和5年(2023年)前期 保育の心理学 問16 )
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この過去問の解説 (2件)

3

日本の家族・家庭の状況は、時代と共に変化しています。

国が発表している調査報告書や白書を通じて、日本の家族・家庭状況を把握していきましょう。

選択肢1. A:○  B:○  C:×  D:○

Aの記述のように、1世帯当たりの平均構成人数は減少傾向で、核家族が増えていることから三世代世帯は減少しています。また単独世帯は増加しています。

したがって、Aの記述はです。

Bの記述のように、夫婦と未婚の子のみの世帯は減少し、単独世帯が最も多くなっています。

したがって、Bの記述はです。

Cの記述に関して、家族の定義は、「血縁や婚姻などによるつながりを重視するもの」よりも「情緒面での満足といった安らぎや癒しを求めるもの」に変化しています。

したがって、Cの記述は×です。

Dの記述のように、高齢者の社会的ネットワークは、家族や親族、子どもが中心となっていますが、家族や親族、子どもだけでは解決するのが困難なことも増えてきました。そのため、地域との社会的つながりを持つことは大切です。

したがって、Dの記述はです。

以上のことから、「A:〇 B:〇 C:× D:〇」となります。

そのため、本選択肢は適切です。

選択肢2. A:○  B:×  C:○  D:○

Aの記述のように、1世帯当たりの平均構成人数は減少傾向で、三世代世帯は減少しています。また単独世帯は増加しています。

したがって、Aの記述はです。

Bの記述のように、夫婦と未婚の子のみの世帯は減少しています。

したがって、Bの記述はです。

Cの記述に関して、家族の定義は、「情緒面での満足といった安らぎや癒しを求めるもの」に変化しています。

したがって、Cの記述は×です。

Dの記述のように、高齢者の社会的ネットワークは、地域との社会的つながりを持つことを考えなければなりません。

したがって、Dの記述はです。

以上のことから、「A:〇 B:〇 C:× D:〇」となります。

そのため、本選択肢は不適切です。

選択肢3. A:○  B:×  C:×  D:×

Aの記述のように、1世帯当たりの平均構成人数は減少傾向で、三世代世帯は減少しています。また単独世帯は増加しています。

したがって、Aの記述はです。

Bの記述のように、夫婦と未婚の子のみの世帯は減少しています。

したがって、Bの記述はです。

Cの記述に関して、家族の定義は、「情緒面での満足といった安らぎや癒しを求めるもの」に変化しています。

したがって、Cの記述は×です。

Dの記述のように、高齢者の社会的ネットワークは、地域との社会的つながりを持つことを考えなければなりません。

したがって、Dの記述はです。

以上のことから、「A:〇 B:〇 C:× D:〇」となります。

そのため、本選択肢は不適切です。

選択肢4. A:×  B:○  C:×  D:○

Aの記述のように、1世帯当たりの平均構成人数は減少傾向で、三世代世帯は減少しています。また単独世帯は増加しています。

したがって、Aの記述はです。

Bの記述のように、夫婦と未婚の子のみの世帯は減少しています。

したがって、Bの記述はです。

Cの記述に関して、家族の定義は、「情緒面での満足といった安らぎや癒しを求めるもの」に変化しています。

したがって、Cの記述は×です。

Dの記述のように、高齢者の社会的ネットワークは、地域との社会的つながりを持つことを考えなければなりません。

したがって、Dの記述はです。

以上のことから、「A:〇 B:〇 C:× D:〇」となります。

そのため、本選択肢は不適切です。

選択肢5. A:×  B:×  C:○  D:×

Aの記述のように、1世帯当たりの平均構成人数は減少傾向で、三世代世帯は減少しています。また単独世帯は増加しています。

したがって、Aの記述はです。

Bの記述のように、夫婦と未婚の子のみの世帯は減少しています。

したがって、Bの記述はです。

Cの記述に関して、家族の定義は、「情緒面での満足といった安らぎや癒しを求めるもの」に変化しています。

したがって、Cの記述は×です。

Dの記述のように、高齢者の社会的ネットワークは、地域との社会的つながりを持つことを考えなければなりません。

したがって、Dの記述はです。

以上のことから、「A:〇 B:〇 C:× D:〇」となります。

そのため、本選択肢は不適切です。

まとめ

日本の家族・家庭の状況は時代によって変化しています。また、家族・家庭だけでは解決できない問題も増えてきていることから、保育所をはじめとする社会的資源の存在は重要になってくるでしょう。

そのことも意識しながら、過去問に取り組みましょう。

付箋メモを残すことが出来ます。
1

A:○

適切です。  

「2019年国民生活基礎調査」(厚生労働省)によると、1世帯あたりの平均構成人数は減少傾向にあり、三世代世帯は減少し、単独世帯は増加している。」といえます。

核家族化が進行しています。

 


B:○

適切です。

「2019年国民生活基礎調査」(厚生労働省)によると、近年は核家族世帯のうち、「夫婦と未婚の子のみの世帯」は減少している。」

といえます。
 

 

C:×

不適切です。

「家族の定義は、情緒面での満足といった安らぎや癒しを求めるものから、血縁や婚姻などによるつながりを重視するものへと変化してきた。」とはいえません。

婚姻関係を重視するのではなく、どちらかというと情緒面での安らぎや癒しを重視されるようになってきています。

 

D:○

「日本の高齢者の社会的ネットワークの特徴は、家族、親族、子どもが中心的な位置を占めているが、今後は家族・親族関係だけに頼らない、関係性を相対化できる社会的な広がりを持つことが必要である。」といえます。

お互いの関係が希薄化してきている世の中ですが、他者とのつながりや助け合いなど社会的な広がりが求められています。

選択肢1. A:○  B:○  C:×  D:○

適切です。

選択肢2. A:○  B:×  C:○  D:○

上記解説より、不正解です。

B、Cの選択肢が誤っています。

選択肢3. A:○  B:×  C:×  D:×

上記解説より、不正解です。

B、Dの選択肢が誤っています。

選択肢4. A:×  B:○  C:×  D:○

上記解説より、不正解です。

Aの選択肢が誤っています。

選択肢5. A:×  B:×  C:○  D:×

上記解説より、不正解です。

A、B、C、Dの全ての選択肢が誤っています。

 

まとめ

家族の在り方は、数十年前と変化してきています。

どのように変化しているかを把握しておきましょう。

学習していない内容でも、問題と選択肢を落ち着いて読むと、常識からわかることがあります。

一問も落とさないよう、落ち着いて挑みましょう。

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