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保育士の過去問 令和5年(2023年)前期 保育の心理学 問17

問題

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次のうち、児童虐待に関する記述として、適切なものを○、不適切なものを×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A  発達障害は、虐待を受ける危険因子の一つである。
B  被虐待体験は、社会・情緒的問題を生むが、脳に器質的・機能的な影響を与えない。
C  被虐待体験は、心的外傷とはなり得ない。
D  児童虐待の通告義務は、守秘義務より優先される。
   1 .
A:○  B:○  C:○  D:○
   2 .
A:○  B:×  C:×  D:○
   3 .
A:×  B:○  C:○  D:×
   4 .
A:×  B:×  C:○  D:○
   5 .
A:×  B:×  C:×  D:×
( 保育士試験 令和5年(2023年)前期 保育の心理学 問17 )
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この過去問の解説 (2件)

1

A:○

発達障害は、虐待を受ける危険因子の一つです。
 

B:×

被虐待体験は、社会・情緒的問題を生み、脳に器質的・機能的な影響を与えます。

被虐待体験は、脳に影響を与え正常な発達が損なわれてしまいます。

よって、選択肢の説明は誤りです。
 

C:×  

心的外傷(PTSD)とは、ひどく衝撃的な出来事を体験した後、その時の体験や記憶を無意識に思い出し、日常生活に支障が出ることです。

被虐待体験は、心的外傷と十分になり得ます。

よって、選択肢の説明は誤りです。
 

D:○

児童虐待防止法第6条第2項では、子どもの虐待の通告義務は、守秘義務より優先されるとしています。

選択肢2. A:○  B:×  C:×  D:○

正解です。

まとめ

児童虐待については、関連法令等と絡めて覚えておくことをお勧めします。

例年出題されやすい問題です。

付箋メモを残すことが出来ます。
1

児童虐待による児童相談所での相談対応数は、年々増えてきており、令和3年度には20万件以上となっております。

児童虐待による児童の影響なども考えながら、この問題に取り組んでいきましょう。

選択肢1. A:○  B:○  C:○  D:○

Aの記述のように、発達障害を持つ児童は、虐待を受ける危険因子の1つとして挙げられます。

原因として、家庭の傷害に対する知識不足により、適切な対応ができないことや介護疲れやストレスが考えられますので、保育所などで虐待の疑いを感じた場合は早期対応は必要です。

したがって、Aの記述はです。

Bの記述に関して、被虐待体験は社会や情緒に問題を抱えることもあります。また、虐待の内容によっては、脳に影響を受けることもあります

したがって、Bの記述は×です。

Cの記述に関して、被虐待体験は、その後自己評価の低下や不安、攻撃性など心的外傷の影響があります。

したがって、Cの記述は×です。

Dの記述のように、児童虐待の通告義務は、児童虐待防止法により守秘義務よりも優先されます。

したがって、Dの記述はです。

以上のことから、「A:〇 B:× C:× D:〇」となります。

そのため、本選択肢は不適切です。

選択肢2. A:○  B:×  C:×  D:○

Aの記述のように、発達障害を持つ児童は、虐待を受ける危険因子の1つとして挙げられることから、Aの記述はです。

Bの記述に関して、虐待の内容によっては、脳に影響を受けることもあるため、Bの記述は×です。

Cの記述に関して、被虐待体験は、その後自己評価の低下や不安、攻撃性など心的外傷の影響があるため、Cの記述は×です。

Dの記述のように、児童虐待の通告義務は、児童虐待防止法により守秘義務よりも優先されるため、Dの記述はです。

以上のことから、「A:〇 B:× C:× D:〇」となります。

そのため、本選択肢は適切です。

選択肢3. A:×  B:○  C:○  D:×

Aの記述のように、発達障害を持つ児童は、虐待を受ける危険因子の1つとして挙げられることから、Aの記述はです。

Bの記述に関して、虐待の内容によっては、脳に影響を受けることもあるため、Bの記述は×です。

Cの記述に関して、被虐待体験は、その後自己評価の低下や不安、攻撃性など心的外傷の影響があるため、Cの記述は×です。

Dの記述のように、児童虐待の通告義務は、児童虐待防止法により守秘義務よりも優先されるため、Dの記述はです。

以上のことから、「A:〇 B:× C:× D:〇」となります。

そのため、本選択肢は不適切です。

選択肢4. A:×  B:×  C:○  D:○

Aの記述のように、発達障害を持つ児童は、虐待を受ける危険因子の1つとして挙げられることから、Aの記述はです。

Bの記述に関して、虐待の内容によっては、脳に影響を受けることもあるため、Bの記述は×です。

Cの記述に関して、被虐待体験は、その後自己評価の低下や不安、攻撃性など心的外傷の影響があるため、Cの記述は×です。

Dの記述のように、児童虐待の通告義務は、児童虐待防止法により守秘義務よりも優先されるため、Dの記述はです。

以上のことから、「A:〇 B:× C:× D:〇」となります。

そのため、本選択肢は不適切です。

選択肢5. A:×  B:×  C:×  D:×

Aの記述のように、発達障害を持つ児童は、虐待を受ける危険因子の1つとして挙げられることから、Aの記述はです。

Bの記述に関して、虐待の内容によっては、脳に影響を受けることもあるため、Bの記述は×です。

Cの記述に関して、被虐待体験は、その後自己評価の低下や不安、攻撃性など心的外傷の影響があるため、Cの記述は×です。

Dの記述のように、児童虐待の通告義務は、児童虐待防止法により守秘義務よりも優先されるため、Dの記述はです。

以上のことから、「A:〇 B:× C:× D:〇」となります。

そのため、本選択肢は不適切です。

まとめ

虐待による児童の影響は身体に限らず、精神にも影響してしまいます。

虐待に関する知識をしっかりと学び、保育を行っていきましょう。

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